
あすか回と麗奈回。
9話が良かっただけに10話はその尾を引く感じであすかが完全復帰するお話。
あすかの「嬉しいな」が良かった。とても。
そこはあすかの泣き顔を確認して「黄前ちゃんは性格悪いね」とか言われてほしかった。
フヒヒwww Sでサーセンwwwww
久美子が素直ではないあすかを引き戻すシーン、中の人が一生懸命すぎて台詞が芝居臭く感じたのはちょいと残念。いや、芝居なんだけど。
追記:そういう芝居だったそうです。
あすか母との駆け引きは描写してほしかったかな。ヒス起こして娘に諭されて職員室から帰っただけの人になってしまった。
結局、3年生の友達である晴香と香織はというと、晴香はあすかに特別でいてほしかったし、普通だったことにがっかりした。香織は特別であるあすかに惹かれていた。そしてあすか自身も特別であることを自認していた。というわけで本人含めて普通でいていいことを許してくれなかったわけね。そこで普通の女子高生でいていいことを諭した久美子。だからこその「嬉しいな」だろう。解放。
で、突如不穏な空気を醸し出す麗奈で10話〆。
そんな麗奈から始まる11話。
まあ、不穏な空気の元は〆のところだけで想像できたのであまり面白くなかった。
大体、滝とトランペットしか見えてないような娘だし。トランペットの問題は自分で解決するし、そのことで久美子に当たり散らすようなことはしてこなかったしね。つまり滝のこと。想像の斜め上ってやつではない。(どうでもいいが冨樫も使いやすい名言を作ってしまったものだ)
毎度滝への愛が重いんだよな、いちいち。久美子が言っていたように面倒くさいんだ。
話をしてくれなかったと久美子に言い寄ること自体、麗奈が子供であることの証なのかな、とは思った。なぜ、久美子は話してくれないんだろう、と考えなかった。心理的に考えられなかったのかもしれない。逆に、姉とあすかのことで揉まれて、尚且つ一歩引いて空気を読む性格から久美子の方がひとつ先を行っているような構図の大吉山でのシーン、同じ場所で、1期では先を行っていた麗奈が、2期では久美子が先を行っている対比と捉えた。傷つくと知っていても現実を確認しちゃう。麗奈は失恋したのか?となるとそうとも言えない。因みにこういう場合、死者に勝てないのはよくある話。るろ剣思い出した(北海道編やるらしいですね、コミックスで発行できるくらいにはページ数描いてくれよなー)
2期になってからデカリボンこと優子の株が爆上げで止まらない。11話の癒し成分。
優子は優子で香織パイセンへの愛が重いキャラだし、案外話し合ってみれば気が合う二人なのかもしれない(笑)
あすかは元に戻った感じだけど、麗奈は収まりを見せたところで愛想と愛着を振り撒くようなキャラじゃないしなあ。滝との馴れ初めは描いておくべき話ではあったけど……。前に書いた通り思い出の中には久美子が入れる余地がないじゃないか。サポートで終わってしまった。楽器の立ち位置的で言えばユーフォらしいっちゃ、らしい。
まっ、現実での最重要課題はコンクールで金賞を取ること。
今はそこに向かっていきましょうって感じの決意だ。それが滝のためにもなるということ。
奥さんは死んでるからそのあとで寝取ればいいよって久美子は言う(サポートを外道直訳)
男女で意見が分かれそうな回が11話。
で、次で最終回?
残る課題は秀一の久美子に対する恋心くらいか。報われる程度には成就するのか?
Posted at 2016/12/20 09:16:32 | |
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