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ステレオサウンド211号。

SACDプレイヤー特集。1名、常連筆者がハブられてるような、穿った見方をしてしまうんだが。まあ、他の取材で忙しかったとかそんなんじゃない？（白目）

主に価格と音についての感想になってたように思うけど、私は続けてこうも思うね。『普通の人』からしたら240万円のプレイヤーだって、俄かに目を疑う金額なんだから、そのクラスのモノを使って良い音楽が鳴らせないなら、それは『嘘』だって。

それはともかく編集後記。
いつからか知らないが（多分記載が始まってからか）、小池千尋というスタッフさんの文章がなにか良い感じで気に入っている。穏やかなのよね。

それと、独り果敢に巻末で『響け！ユーフォニアム』を推してるスタッフ松本。
場違い感があって、もの悲しさを誘う。だが、いいぞ。もっとやれ。なんなら試聴盤にどうですかって評論家に勧めるといい。

気になった人は立ち読みでもしてみて。
回し者じゃないから「買え」なんて言わない。

私はなにか良い感じでブログを書けてるかなァ。

ブラームスはお好き？（小説も映画も見たことはないが）

オーケストラの曲としてはブラームスのヴァイオリン協奏曲が一番好きなので、多分イケるだろうと、交響曲も勉強の一環として聴いておくかという目的で買った3枚のハイブリッドSACD。（単品3つなので、3枚セットではありません）

SACD層を2chで聴いた感想。

いずれの3枚も少し録音（音量）レベルが低く、過日に書いたラフマニノフのＣＤとほぼ同程度。しかしこれは交響曲なので遠慮なくガッとボリュームを上げることに躊躇はない。また、途中で曲によって極端に音が大きくなることもないので、安心してボリュームを上げられるのだ。大体8dBくらい上げて、いつものクラシック盤といったところか。因みにCD層もSACD層と同じ音量感で特別SACD層が小さいというわけではないようだ。

音質感はＲＣＡだからか？絶妙な艶と芯がある。凛としていて格式の高さを思わせる香りが漂う。空間も広く、前後左右、上下方向にも広がるが、決して風呂場音響というものではなく、ボヤっとしていない。

交響曲第4番のアレグロ・ジョコーソは聴いたことあったんだけど、どこで聴いて覚えてたのかが思い出せない。……と思ってウィキペディア見たら答えがわかった。イエスの『フラジャイル（こわれもの）』だった。

曲としてはブラームスなら何でもいいんかいって感じになってしまいそうだが、結構気に入った。