
紅男さんが内容難しいとのことなので、読んだなりに感じたことをつらつらと。
ブリーチは全巻持ってるやつの言うことだ。ブリーチをジャンプで読んだだけの人と、繰り返し読んでブリーチをわかってるのがあるとないとで全然読み解き方が違うと思う。
ネタバレ含む。つーか、ネタバレしないと無理。
まず、設定内容から。
WB(ウイング・バインド)というのは正式(?)にはWB(ウエスト・ブランチ)ということで、西梢局。これはブリーチ初期にソウル・ソサエティが東梢局という呼称があったため、西洋あるいはロンドン版ソウル・ソサエティに当たる組織であるということ。
ウィッチ/ウィザードは死神に当たる。
ドラゴンは霊として扱われており、利用してて問題ないドラゴンはプラス(整)に当たり、ダークドラゴンはホロウ(虚)。
マジック#○は鬼道や破道で、○番に当たる。マジック#4「スタンボール」は、破道の四「白雷」相当のもの。(同じではない)
霊(ホロウの素質が強い霊)が死体に取り付いて負の感情を生きてる人間から吸いとって、力を増蓄する。ドラゴンがウィッチを食べると不死身になるというのは迷信だとニニーが言っているが、ブリーチにおいてホロウが死神を食らっても不死身になることはなかったことから、確かに迷信であると思われる。
リバース・ロンドンというのは、死神や霊魂の居住区であるソウル・ソサエティに相当。行き方は今のところ2通り。行き方は絵として映えるかどうか、適当であると思われる(笑)
設定はこんなもんかな。
ストーリー内容について。
ドラゴン(霊)を放置すると不味いし、影響を受けた人間(ドラゴン憑き)を放置しておくとドラゴンが更に寄ってくるから保護しよう。これだけ。わりと単純。
漫画の見せ方とキャラについて。
ニニーがロンドンを守りたい理由はまだよくわからない。
話の振りとしては明らかにシンデレラなのに、シンデレラとは言わず、でも話を知ってたらこの振りはシンデレラだろという話を振っておいて、薄れた頃に「シンデレラ」を出したり、憎い演出。
ニニーが「他人にかけられる魔法」を嫌うのは自身の無力にうちひしがれたことがあるから、かもしれない。オサレ師匠のことだからキャラ設定として裏付けされたものがあるからだとは思うが、深読みし過ぎてるだけかもしれない(笑)
メイシーがエリー(シンデレラ)を見つけたときにはすでに傘をさしていたが、そのわりには雨に濡れている描写だった。変だなと思ったが、それはたまたまバルゴがエリーをぼーっと眺めて雨に濡れたメイシーを見つけ、傘を貸してあげたから。バルゴの友達想いだけではなく、他人想いな優しい、それでいて犬好きな性格の描写演出。これを絵だけで演出してるのが師匠らしくて良い。
とぼけた性格の上司(主任)は実力者。ブリーチにおける京楽のようなキャラ。
のえるはニニーの対比として。明快溌剌に対して、おっとりしなやか。金髪に対して黒髪。貧乳に対して巨乳。身長差。
メイシーは、社会において本当の自分が認められていない認知欲求の憤りというありがちな悩みを、やらされアイドルとして描写。ペルソナ4の久慈川りせっぽい。
血気盛んなお偉い男。名前なんだっけ。見返すわ。えーと、ブルーノ・バングナイフ。師匠、アランカルみたいな骸骨好きなんスねー。メッシュがださい、のえるの煽り方は結構好き。ブリーチの恋次の眉毛煽りみたいな、本人は善かれと思って気に入っているのに、指摘するやつ。
新聞が二重記事になってるのオサレ。印刷所どうなってんの? コスト高そう(笑)
136ページ4コマめは師匠のフェチがさりげなく出てるような気がする。
え、何のことかわからない? 漫画読みなさい、漫画。
ってことで、
話を手広くやろうとすると、カルピスが物凄い勢いで薄れていきそうな危うさのある漫画。ブリーチ以上のものを期待すると裏切られるだろう勢いのある漫画(笑)
Posted at 2020/10/05 08:17:16 | |
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