2021年12月16日
PCオーディオとホームオーディオで音楽を聴かないとなると、レクサスのマークレビンソンで聴くしかない。でも毎日食べてたら飽きるような味付け。独特。翻せば個性があるってことだし、だけど、そんじょそこらのよりは良い音質だとも思う。得体の知れないものを食べるより安定はしている。食べられないわけでもないし、不味いわけでもない。あ、意外とイケる感。下手なものを食べたあとだとよっぽど美味しいと思える品質。でも「どうぞ」と出されてるものをそのまま食べてる感。そりゃあ飽きもする。しかもそれが100%合わないなら不満も積もる。私個人としては、レクサスのマークレビンソンに不満を覚えるようなくらいの耳の肥えを維持してないとなんかダメみたい。
一方、手塩にかけたホームオーディオ。これだよ、これ。これ聴いてると漲るよ。心が潤う。艶やかになるのがわかる。トゲがなくなる。
音像の出方に始まり、サウンドステージの明示の仕方、質感、濃さ、勢い、わび・さび、何から何まで。味覚をわかってて作った料理。料理の乗るお皿だって素敵なものだ。
何が言いたいかと言うと、ゲームばっかりやってないで(結局真・女神転生Ⅴもやってる)、音楽を「ちゃんと」聴く時間を取らないと、心がドス黒くなってくる。砂漠化した東京みたいになってくる。ゲームの音楽がダメってわけじゃあございません。そこはむしろ望むところなんだけど。
「オーディオ再生に同じ音はない」なんても言いますがね、否定するわけじゃないしどちらかと言えば肯定派だけれども、それはマニアが厳密に言ったらの話で、多少汚れてようが綺麗になってようが、帰るべき場所、そういうもの。その場所がある程度満足出来る水準(これが難しいのだが)にあれば「腹八分目」なる言葉もあるわけで。「耳八分目」なんて言葉はない。だからオーディオは上を目指さずにはいられない。まあ、それはそれ。これはこれ。
ここまで来ると、中毒者か病人ですヨ。
最近ブログもろくに書いてないけど、書ける時間を取らないのがいけない。コピペでもいいから記事を更新する元気がないといけない。あ、これは冷凍してない出来立てホヤホヤのナマモノブログ。
そうそう、ステレオサウンドグランプリ。
(今回の表紙、赤と黒でかっちょいいっすね)
やっぱりゴールデンサウンド賞はB&Wのスピーカーだった。
でもアキュフェーズのDP-1000+DC-1000も当然のようにグランプリ受賞。むしろ驚きがなかった。でも初めての経験ですね。受賞しそうなものを買ったというのはあるけど、買ったものがグランプリに入ったっていうの。今までは受賞したものを選んだりもしてたから。(勿論、受賞したからという理由だけで盲目的に選定していない)
ただね、ステレオサウンドに一言言いたいのは、受賞の祝いコメントを評論家個人のものより、やっぱり対談形式に戻して欲しいなーと。その方が読んでて面白いんだもの。まあ、DP-1000+DC-1000には柳沢さんの文章が載ってたから、まだいいとするか。ベストバイの方のコメントもね。
それとこの辺、DP-1000+DC-1000を金賞にしてB&Wを特別大賞にしたオーディオ銘機賞と対照的で面白い。
ステレオサウンドグランプリとオーディオ銘機賞。こっちも、何が違うと言えば、まあ、色々違うんだろう。
Posted at 2021/12/16 11:05:58 | |
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