
〈総評の前に〉
まずこのレビューを書いてみようと思った理由から。
ISを購入するときオーナーさんたちのレビューを大いに参考にさせていただいたことがあるので、既に現行型ではないが、年月が経っていても私が挙げるレビューも現行型とは大きな意見の食い違いはなさそうなため、まだ購入していない誰かのために恩返しのつもりで書いてみたいと思ったことと、書いてみることでCT200hを改めて見直す結果に繋がるだろうと思ったから。
次に私がどういう人間であるかを知っていただくことでレビューの傾向を方向付けることになると思うため、ここで簡単に自己紹介。
BMI値20,2の痩せ型体型、趣味に音楽鑑賞があり、音質には少し(?)うるさい。ぎっくり経験が何度もある腰痛持ち。過去にトヨタのディーラーに手痛いことをされたことがあるためトラウマ。基本的に信用信頼が得られるまではディーラー不信。直線加速よりコーナリングの安定性に快感を覚えるタイプ。
ISに乗っていたとき速度違反をしてしまってから反省し「加速力のない、それでいて燃費が良く、総合レベルの高い、コンパクトなかっこいい日本車であり、それを販売するのはまともなディーラーであること」を条件にしていた。乗るときは1人が多い。こんな感じの者です。
基本的には過去に投稿したCT200hについてのブログのまとめになっているので、詳しく知りたい方は当方のブログを参照願います。
なお、私のCT200hの詳しい装備等は愛車紹介の項をご覧ください。
〈総評〉
車に求められるカテゴリをあれこれ評価していったとして、大きく突出した部分はない代わりに、重要視される部分では各バランスが取れているため、一見(一乗?)するとつまらなく思ってしまうかもしれない危うさを持っているCT200h。しかし、こちらが感性を働かせて観察、操作してみるとそうではないレベルに達していることがわかる車。
この大きすぎないボディサイズ、ハッチバックで、私が求めるに足る良い頃具合の能力を持った車は日本車では他に比肩することがない。
カタログの燃費値を出すのは至難の業なのであまり気にしない方が精神衛生上、良い。もちろん公式の燃費値を超えるよう挑戦のしがいがある車でもあるだろう。
個人的には当たりを引いたらしく、記憶に忌まわしく残るような大きな不具合も今の所出ていない。季節の移り変わり、特に寒くなってくると物質の収縮による異音は少々あったりする。自動車という豪快に動くものなので、出ない方がどうかしていると割り切っている。
しかしながらこうして熟考して書き出してみると不満点が想像以上に数として上回ったため、満足と不満を天秤に掛けても、☆を沢山つけるわけにもいかない気もする、ということで愛の鞭。
世の中、あまりにも酷いとつっけんどんになってしまう物もあるが、文句のひとつも言いたくなる、更に良くなって欲しいと思わせる車である。(不満は不満であることに間違いはないし、声高らかに伝えるべきだろう)
車体の状態やオプションについては基本的に購入した2012年2月末当時のものだが、現時点では改案、改善、変更されているものも多いのでその都度注釈は入れてあります。しかし、それはそれ、これはこれ。
もうすぐ4年を迎えます。車検を通して乗り続けることに抵抗はまったくなかった。むしろ望むところ。
満足している点と不満な点は箇条書きにしてありますが、順位付けしているわけではありません。
〈最後に〉
長文、読破お疲れ様でした。ありがとうございます。
Posted at 2016/01/15 14:29:19 | |
CT200h | クルマレビュー