
先日マユリのコスプレをしてたオサレ師匠、連載お疲れ様。
さて、最終74巻。
本音はもうコミックス買わなくて済むな、といったところ。
この開放感と虚しさ。サイコのときも味わったな。
たまたま15周年だっただけな気がする。
思えば夜一に敗北した砕蜂の泣き顔に釣られて買い始めたブリーチコミックスだったが、まあ、こんな終わり方をするとはね。いやァ、関係者や熱心なファンは否定すると思うけど、見るも無残な打ち切りエンドってやつだわ、これ。
だって最終の話が出たのが73巻に載った話の辺りか。
そこにカルピスを極限に薄めに薄めた手法のブリーチがコミックス1冊分の容量で話を回収しきれるわけがない。誰もがそう思ってた。実際……、そうなった。
話を済ませてみて野暮なことを書こうか。直近の話。
和尚が倒せないとか言ってたのにユーハバッハを普通に倒してたのは何だったのか?
霊王はどうなった? ていうか霊王の正体ってなに?
命を刈り取る卍解は?
他にもあるがコミックス片手に言い出したらキリがねェ。
丸投げってやつだ。良い飛距離を更新したんじゃないか。
月島さんのおかげで連載終われたんじゃないかって言われてもこれは仕方ないわ。
今まではネタで「月島さんのおかげ」と言われてたのに、事実、演出上そうなってるし。
子供に一護と名付けた親御さんはこの終わり方に何を思っているのだろうか。
小説の方で色々回収するらしいけど、これ、マンガの話なんだ。
小説でスピンオフやるなら結構なことだよ。しかしマンガ内で発生した謎、もしくは余地を、違う媒体、しかも作者以外が執筆する。これはやってはいけない禁じ手でしょ。
最終章も結構面白かったり、ものすごくつまらなかったり、浮き沈みが激しい章だったが、終わり良ければそれで由、そんな言葉もあるけれど。
オサレ師匠はブリーチを通して読者に何を伝えたかったのだろう。話を薄める手法?
原稿は真っ白に近いものを連発してもキャラが立っていれば雰囲気でごり押しできる手法?
一護には何をさせたかったんだろう。勇気? 生きようとする意志?
キャラクターそれぞれのラストの登場シーンとセリフと心情をまとめると色々面白いかもな。
どこから放置されたのか滑稽という意味で。
チャドとか一番可哀そうなキャラだな。
現世組の親友ポジション獲得してるのに最終巻で霊圧が消えるどころかセリフすらないんだぜ。
最終巻の見どころなァ。
隊長に就任したときのルキアの照れ顔とか、雨竜のぼっちだけど疎外されてない感とか、織姫の人妻感とか。ていうか、裏主人公として雨竜は一護より救われたんじゃないかな。
KBTIT先生の次回作にご期待ください!
ところでこれ、有志の仕事。なかなかいいよね。

「JUMP COMICS」と「kubotite」を入れてないのが細かい。
Posted at 2016/11/05 22:20:34 | |
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