
これは、あまりにも……、
酷くないか?
なにが酷いって、話を端折りすぎじゃね?
ストーリーそのものや、そこに至る過程を飛び飛びで省いてどうするんだ?
「過程を経ずして結果は出ぬ。結果だけを論ずるのは阿呆のすることよ」と太公望が言ってただろう。
燃燈道人がアニメ化に関わってんのか?
初見の人がわけがわからないままに話が進んだら、マンガ読めばいいじゃんって結論になっちゃうよ。私は展開知ってるからわかるけど、知ってるが故にこの端折りはわからん。陳棟なんていなかったことにされてるし。陳棟を省いてたら太公望の策士っぷりも省かれるだろうが。
つーか、貴人ちゃんを省くなよ(怒)
石琵琶も持たずに、何が宮廷音楽家だよ。わけがわからないよ。なんなの。
とりあえず最初から最後まできっちりアニメ化する気はないのだけはよーくわかったわ。
忙しい人のための封神演義か、これは?
我慢ならんので列記していく。
蠆盆(たいぼん)お披露目のとき、奴隷が兵士に反抗したとき、穴に落ちていくのはマンガ通りなんだけど、その兵士が落ちた時にアニメオリジナルで太公望に喜ぶ表情させたのは許せん。そのあと奴隷たちが穴に落ちたら悲痛な表情になるからタチが悪いわ。構成作家は太公望のキャラ、わかってないだろ、と。あれじゃ兵士は落ちても構いませんってキャラになってるんだが。
唐突に回想シーンとして出てくる普賢真人。これもわけがわからない。
あのシーンには普賢の太公望に寄せる信頼がわかるとともに、もうひとつ、引っかからない釣り針について明かされるシーンなのに。
『哪吒編にて太公望が釣りをしている。釣り針は引っかからないものだった。スープーがそれを見て「無意味ッスねぇ」と言うが、実は親友普賢からの贈り物だった』ってのが、その回想シーンで後に明かされるのがいいところだろうよ。構成作家さんよ、わかってんのか。わかってないんだろうな。
結局、太公望は捕まりに行っただけじゃねーか。過程を経ないとこうなる。
良かったところ。
色彩全般。妲己ちゃんが楽しそう。
あ、でも入浴シーンも省かれてたな。お色気三割り増しで宝貝パワーアップするか怪しい。
いらいらしたらお腹すいた。ハンバーグ食べるわ。
Posted at 2018/01/15 13:41:05 | |
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