読了

年明けに購入した「リアルオープンスポーツ開発史」を読了しました。
本書籍では各部門の担当者が開発や生産の経緯をそれぞれの視点において執筆されており、先行開発から量産に至るまでの状況が記されていました。
技術的な記載もありましたが、各担当者の回想が多かった様に思います。
創り上げたものは自動車という工業製品ですが、それを創っているのは人。
色々な背景を知ると、S2000を通して携わった人々の思いが伝わって来ます。


約250頁を隅々まで読みました。
印象的な箇所には付箋を貼り付けて、何かの折に読み返そうかと。


別の書籍を読んで、S2000は強い拘りを持って創られた車であることは認識していましたが、今回改めてそれを思い知らされました。
各部門が妥協を善しとせず、HONDA50周年記念に相応しい車両に仕立てた。
なんと尊い車両なのか・・・
私の車両は純正から変更した箇所がかなりありますが、
純正の足はブッシュやアライメントも含めて最適解を煮詰めているそうなので純正がどの様な乗り味なのか気になるところ。タイヤサイズも初期型であれば16インチが最適だとか。

いづれにしても末永く乗り続けたいですね。