一応、おさらい

ヴァレンティーノ・ロッシ　Ｆ１テスト１日目

「この最高のプレゼントをくれたルカ ディ モンテゼモーロ（フェラーリ社長）とステファノ ドメニカリ（ゼネラル ディレクター）にお礼を言いたい。これは僕にとってもフェラーリにとってもお祭りだよ。自分にもほかの誰にも何かを証明しなきゃいけないってワケじゃない。単に知りたいっていう好奇心があるだけなんだ。そうだね、時間をかければいいF1ドライバーになれたって確信が強まったよ。ただ、どれだけ『いい』のかが問題なんだ。勝てるか勝てないのか。とにかく、後悔は一切ないし、したこともない。自分が勝利を挙げるMotoGPに残るっていう選択は、最良のものだったよ。この先もずっと勝ち続けたいね」

「MotoGPにあと5年残るとして、僕がラリーを考えているのは、40歳でも参戦できるからなんだ。でも正直サーキットの方が好きだから、GTとかもいいね。年齢といえば、（ミハエル）シューマッハが40歳なのにバイクで走る勇気には恐れ入るよ。来年、彼がスーパーバイクに2、3戦参加できたらうれしいね。クルマからバイクに転向するほうが、その逆より難しいんだ」



テスト２日目

「テストはかなりうまくいったよ。残念なのは、朝のドライのコースでたった数周しか走れなかったこと。でも、ウェットのコースも走ってみたよ。感動したし、うまくいった。マシンはファンタスティックだったし、全体的に見ていいテストになったよ」

「チームのみんな、それからルカ ディ モンテゼモーロ（フェラーリ社長）とステファノ ドメニカリ（ゼネラル ディレクター）に感謝している。この2日間のテストを実現させてくれたからね。心から僕はF1ドライバーの気分になれたよ」