デニング、スズキエンジンは大丈夫

リズラ・スズキの　ポール・デニング　は、チェコＧＰから施行されたエンジン使用制限規則にスズキ・チームが最初に抵触してしまうコンスタラクターになるのでは？、との一部の噂を否定した。

ブルノＧＰから７つのレースを５機のエンジンで戦わなければならず、もしこれに抵触した場合、ライダーは予選順位に関わらずスターティンググリッドが最後尾にまわされ、コンストラクターはチャンピオンシップポイントを１０ｐｔ剥奪されてしまう。

デニングは日本のファクトリーがこれらの規則に適合する準備開発を進めていたとコメントし、エストリルでロリス・カピロッシがリタイアしたことにより、最後のエンジンを使い果たした、との噂を一蹴した。

ポール・デニングは、
「ロリス・カピロッシがミサノで直面していた問題はエンジンやその他コンポーネントから起こった絶望的問題ではなかった。この分野でのエンジン開発は我々が望んでいたようなスケジュールで進み現状は良好です。理想的なのは皆が最終戦ヴァレンシアでレースをフィニッシュした後、エンジンをキチンと使い果たすことでしょうね。」