ノイキルヒナー、テン・カーテに移籍

ハンスプリー・テン カーテ・ホンダ・チームは、来季２０１０年のＳＢＫで、チームのＣＢＲ１０００ＲＲを駆るライダーに、ドイツ東部ストルベルグ出身の２６歳　マックス・ノイキルヒナー　との契約に合意した。２００５年にＨＯＮＤＡで開始したＳＢＫキャリアで、過去５年間で２勝と１０回のポディウムと記録。２００８年の年間ランキングは５位だった。

ノイキルヒナーの２００９年序盤は２回のポディウム奪取にも関わらず、５月のモンツァでの酷いアクシデントから復帰を掛けた７月のイモラで再度不運に見舞われた。ＦＩＭ医療委員会のメンバーは、彼の体調とフィジカルにＯＫサインを出してはいるものの、今季中のレース復帰は控えるべきとの認識だ。

このことから彼の復帰はシーズン最終戦が終わった後、１０月２６、２７日に開催されるポルトガル・ポルティマオでの事後テストに参加する説が有力だ。


マックス・ノイキルヒナーは、
「私は今、とてもすがすがしい気分でいっぱいです。テン カーテ・チームとＣＢＲ１０００ＲＲはとても強力で経験も非常に豊富だと認識しています。それはジョナサンの強さと勝利が証明していますし、パッケージは有効です。私は彼とチームを羨ましく思い、私も彼らと良いチームメイト、友人になれるだろうと考えます。今回ＨＯＮＤＡに戻れる事を嬉しく思い、私との相性も良好でしょう。来年良いシーズンにする決意を強く感じています。」

ロナルド・テン カーテ・チームマネージャーは、
「私たちにとっても誰にとっても、今回のマックスとの決定は驚きを持って迎えられたでしょう。私たちは確信しています、来季のジョナサン・レイとのラインナップはドリーム・チームです。私たち史上今回のペアは最年少コンビです。両ライダーは勝利も経験していますし、ＳＢＫシリーズを深く理解しています。マックスは実戦を経験するのにはまだ少し時間が必要かもしれませんが、私たちは彼のポテンシャルとパッション、モチベーションは強く確信しています。最大限のバックアップは、彼の復帰を早くアシストすることでしょう。」