ダヴィデ・タルドッツィ、職を解かれる

ＤＵＣＡＴＩのＳＢＫオフィシヤル・チーム　ゼロックス・ドゥカティ　のプロジェクト・マネージャー　ダヴィデ・タルドッツィ　がその職を解かれたようだ。タルドッツィとＤＵＣＡＴＩのパートナーシップは２０年にも渡り、元レーシングライダーのキャリアを持ち、闘将のイメージそのままにＤＵＣＡＴＩのＳＢＫ活動を支えてきた。今回の決定にインタビューで答えている。

Ｑ：何故今回の決定に？

Ａ：私には来季も戦う準備が出来ていたが、これはＤＵＣＡＴＩの決定だ。私の意志ではない。


Ｑ：決定をどのように感じましたか？

Ａ：クラウディオ・ドメニカリとフィリッポ・プレツィオージは人格者だ。彼らは感情に流されるような人間ではない。彼らの決定を尊重するよ。


Ｑ：ＹＡＭＡＨＡやＢＭＷで働く可能性は？

Ａ：全く考えていない。私は世界レベルのレースで何か特別な能力を持っていると信じている。今は白紙の状態だが、もしレースを戦えなければ違う世界で仕事をするだろう。でもレースは私の人生の一部だ。これからは逃れられないだろう。


Ｑ：あなたの後任は？

Ａ：私の仕事は後任を任命する事ではない。私は週末（レースウィーク）にパフォーマンスを発揮し、価値がある。色々な話を聞く事になるだろうが、多分ＤＵＣＡＴＩ内部での仕事に就くと思う。



やはり責任を取らされたか？。芳賀とスピースのタイトル争いには、芳賀のチームメイト、ミシェル・ファブリッツィオの存在は無視できなかったし、ファブリッツィオをマネージメントできなかった責任はマネージャーとしては重大だったろう。しかし彼のような魅力的な人材がＳＢＫを去るのは何とも寂しい限りだ。