
昨日(2/28)発売のバンダイのソフビ人形『ウルトラ怪獣シリーズ』№15、二次元怪獣 ガヴァドン(B)です。同シリーズのソフビとしては平成25年(2013年)に発売されて以来の再販となるようです。
ガヴァドンはTVシリーズ『ウルトラマン』の第15話「恐怖の宇宙線」に登場する怪獣で、ムシバ少年が遊び場の土管に描いた怪獣の絵に新元素を含有する放射線と太陽光線とが融合して降り注いだ事により実体化(ガヴァドン(A))したものです。子供たちは土管の絵の怪獣をさらに怪獣らしく描き直して登場したものが今回ソフビで発売されたガヴァドン(B)です。
しかし、ガヴァドンは容姿が変われど性格は変わらず暴れる訳でもなくただひたすらに眠り続けるだけでした。科学特捜隊もこちらから攻撃をしなければガヴァドンも暴れないと判断して見守りますが、東京のど真ん中に現れて眠るガヴァドンのイビキはとてつもない騒音となり、東京の経済生活に甚大な影響を及ぼすのでした。
科特隊と防衛隊は多少の犠牲には目を瞑り、ガヴァドンに再度一斉攻撃を開始しますが、ガヴァドンを生み出した子供たちは「ガヴァドンを殺すな」と科特隊の前に立ちはだかります。ハヤタ隊員はウルトラマンに変身、防衛隊の攻撃によって暴れまわるガヴァドンと対峙しますが、そのウルトラマンですら子供たちから「やめろー!」、「バカヤロー!」、「ガヴァドンを殺さないで!」と罵声を浴びせられるのでした。子供たちのガヴァドンを想う気持ちを案じたウルトラマンはガヴァドンを抱え上げて宇宙へと送るのでした。
物語のラスト、夜空を見上げる少年たちにウルトラマンは約束をします。「毎年7月7日の七夕の夜、きっとガヴァドンに会えるようにしよう。この星空の中で。」
…この「恐怖の宇宙線」って、ウルトラマンや科特隊の『正義』とは何か。…といった部分を問いかけているような作品で、その正義は実はすごく脆弱なものなんじゃないか…といった部分を子供たちを物語の主人公にすることで実に巧みに表現した作品だなと思いますし、実相寺昭雄、佐々木守コンビの作品の中では「ひねくれてない」感じが好きなんですよね(笑)。
あと、ガヴァドン(B)が他の怪獣と異なってる部分として、歯の形状が他の怪獣のようなギザギザに尖った牙のような形状ではなく、馬や人間のような形状の歯なのがとても面白いですね。寝てばかりいる温和な性格を表しているようにも見えます。
『ウルトラ怪獣シリーズ』では以前、『ウルトラマンブレーザー』放映時に№204としてガヴァドン(A)が発売されていますので、これでガヴァドンのAとBの両方を揃えることができました。『ウルトラマン』って他のウルトラシリーズよりも放送回が少ない(全39話)ので、バンダイには是非ともやる気を出してもらって、登場怪獣、宇宙人、その他キャラクターを全てソフビでラインナップして欲しいなぁ…。

左 : ガヴァドン(A)【ウルトラ怪獣シリーズ№204】
右 : ガヴァドン(B)【ウルトラ怪獣シリーズ№15】

Posted at 2026/03/01 14:38:14 | |
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