1/22発売のバンダイの食玩『SMP Kit makes pose(キメポーズ) 重甲ビーファイター』のブルービートです。小さいガムが1個付いてくる食玩ですが、4,950円(税込)という驚愕のお値段!!値段もスケールも商品クオリティも、もはや【食玩】の域を出ているのにガムを1個入れてお菓子売り場に【食品】として売る理由が分からんですな…。こんなの多分日本だけでしょう(笑)。
ブルービートは平成7年(1995年)2月から翌年の平成8年2月までに全53話が放送されたメタルヒーローシリーズの第14作『重甲ビーファイター』の主人公の一人でビーファイターのリーダー甲斐拓也が、変身アイテム【ビーコマンダー】を使ってカブトムシの昆虫の精が収縮された【インセクトアーマー】を【重甲(じゅうこう)】(←装着)した姿です。ちなみにメタルヒーローシリーズで変身アイテムを使用して変身するのはこの『重甲ビーファイター』が初めてとなります。
ブルービートはその名のとおり青色を基調してマスク(顔)はカブトムシの全身を上から見た姿がデザインされています。3人のビーファイター(ブルービート、ジースタック、レッドル)の中では最もパワーに優れたインセクトアーマーとなっています。
今回の『SMP Kit makes pose(キメポーズ) 重甲ビーファイター』は、食玩の『ミニプラ』や『スーパーミニプラ』といったシリーズの発展、派生シリーズのようで、様々なポーズが決まるをコンセプトに作られているプラモデルキットのようです。
塗装の色分けも細かく、シールも最小限で完成品のクオリティはとても良いのですが、工作する工程で一部作り難いなぁ…と感じる部分あったので、これは商品の個体差によるものなのか、元々この商品がそうなのか分かりませんけど近年は組み易いプラモデルが多いので(特にバンダイは)、たまに組み難いキットだとストレスに感じてしまいますね(汗)。
…とはいえ、サイズ的(全高約15cm)にも、造形的にも満足できる出来映えですし、何より武器類がひと通り揃っているのが嬉しいですね。ビーファイターの共通装備である右大腿部のホルスターに収納されている銃火器【インプットマグナム】は銃身側面のテンキーにコードを打ち込んでビームなど様々なモードで使用することができます。
短刀型の武器【パルセイバー】は物語中盤から登場するアイテムで、こちらも3人のビーファイター共通の武器となっています。(それぞれ色分けされていますが)短刀として使用できるだけでなく、インプットマグナムの上部に結合して【セイバーマグナム】という新たな武器として使用する事も可能です。
そして、3人のビーファイターそれぞれの背面に収納されている専用武器スティンガーウェポン、ブルービートには両刃剣型の【スティンガーブレード】と物語中盤から追加された【スティンガードリル】の2つが付属します。
まぁ…これだけのクオリティでブルービートの全ての装備品がセットになっているんですから決して高くない内容だと思いますけど、それだったら尚更お菓子売り場じゃなくて玩具売り場とかに普通に販売すれば良かろうに…。
『重甲ビーファイター』は僕が中学3年の頃にリアルタイムで視聴していた作品で、それまでは他の周りの子たち同様に特撮を【卒業】していた訳ですが、この『重甲ビーファイター』からは『特撮』を一つの趣味として自分自身が【特撮マニア】として再び東映特撮(メタルヒーローシリーズのほかスーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズなど)を観るようになった最初の作品でもあり、『重甲ビーファイター』自体も人気が高く、次作では続編となる『ビーファイターカブト』が放送されるなど、僕の青春時代の代表的なヒーローの一人なんですよね。メタルヒーローシリーズといったら宇宙刑事3部作(ギャバン、シャリバン、シャイダー)が取り上げられる機会が多いですが、今回の『重甲ビーファイター』のように他のシリーズ作品にも光が当たると良いなぁ…と思います。
僕は数ある東映特撮シリーズの中でも一番好きなのはやっぱりメタルヒーローシリーズなんですよね。ガキの頃に夢中になって観た『宇宙刑事シャリバン』、『宇宙刑事シャイダー』、『特警ウインスペクター』、『特救指令ソルブレイン』といった作品の影響って未だに強いですね。
【インプットマグナム】
インプットマグナムのテンキーを押す左手パーツまで付属しています。
左 : 短刀型武器【パルセイバー】
右 : パルセイバーとインプットマグナムを合体させた武器【セイバーマグナム】
右 : 【セイバーマグナム】
左 : 専用武器スティンガーウェポン【スティンガーブレード】
スティンガーウェポンのアタッチメントを交換する追加武器
【スティンガードリル】
Posted at 2024/01/27 11:11:09 | |
トラックバック(0) |
特撮関係 | 趣味