最近、プラモデルと言えばRX-78-2ガンダムしか作ってないんですが、久々にガンダム以外のプラモデル…と言うか初めて仮面ライダーのプラモデルを買ってみました。バンダイの Figure-rise Standardシリーズの【仮面ライダークウガ マイティフォーム】と、そのクウガが乗るマシン【トライチェイサー2000】です。
昭和の仮面ライダーシリーズが収録されているデアゴスティーニの隔週刊『仮面ライダーDVDコレクション』と一緒に定期購読している『仮面ライダーDVDコレクション平成編』で、先日『仮面ライダークウガ』を全話視聴し終えたタイミングで、たまたま立寄った家電店でこのプラモデルを見つけてしまいました(笑)。
例の如く塗装などは一切行わず素組みしただけですが、実際に組んでみた感想としては想像以上に組み易くて驚いたといったところでしょうか。特にクウガは近年の仮面ライダー達よりもデザインがシンプルという事もあり、これまで幾度も組んだガンダムよりも更に組み易かったです。一方、トライチェイサー2000の方も、バイクのプラモデルとは思えないほど組み易くて驚きました。クウガ、トライチェイサー2000共に一部にステッカーを貼る場所がありますが、それ以外の殆どで色分けされたパーツを組むだけで劇中に登場するクウガやトライチェイサー2000を見事に再現しているのは本当に素晴らしいですね。
『仮面ライダークウガ』は平成12年(2000年)の1月から放映された作品で、昭和63年(1988年)放映の『仮面ライダーBLACK RX』終了以来、実に約10年振りのTVシリーズとして放映された作品で、平成期の仮面ライダーとしては初めてのTV作品でもある、いわゆる【平成仮面ライダーシリーズ】の記念すべき第1作となります。
この『~クウガ』放映当時、僕は19~20歳頃で農業大学校に在学中で、まだ社会人ではありませんでした。この『~クウガ』の放映のおよそ4年前には円谷プロのウルトラシリーズ(『ウルトラマンティガ』)が約16年振りにTV作品として復活。劇場作品ではガメラも復活し、『~クウガ』放映の前年(平成11年)の12月には東宝のゴジラも復活(『ゴジラ2000 ミレニアム』)したりと、特撮界隈はかなり盛り上がっていた時代でしたから、この【仮面ライダーのTVシリーズ復活】というニュースも放映の前年辺りから見聞きしており、当時は大いに期待を膨らませていました。
僕は現在放映中の『仮面ライダーリバイス』を含めここ十数年分の仮面ライダーシリーズを観ていません。理由としては僕の中ではどうしても「これは仮面ライダーじゃないよね」という気持ちがあり、端的に言えば「作品そのものがソソらない」という事が観なくなった理由なんですが、この『~クウガ』を始め、平成シリーズの初期作品には幾つか「ちゃんと【仮面ライダー】だと言える作品」もありますので、それらをこの機会に再度観直していきたいというところからデアゴスティーニのDVDコレクションを定期購読しているところです。
ちなみに「コレ、仮面ライダーじゃないな」って思ったのは、やっぱり『~龍騎』かなぁ…。まぁ、その辺の【観なくなったキッカケの作品】も含めてこれから【40代になった自分】で観直してみようと思っているところですね。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、『~クウガ』の中で特筆すべき点としてバイクスタント(アクション)があります。仮面ライダークウガでは通常のスーツアクターの他に、バイクスタントを担当する専門のスーツアクターとして、トライアルの元全日本チャンピオンでもある成田匠氏が起用され、これまでの仮面ライダーシリーズとは一線画すバイクアクションが生まれました。
階段を駆け上がり、障害物を縦横無尽に次々と乗り越え、バイクの前輪(ウィリー)や後輪(ジャックナイフ)を使った怪人への攻撃など、これまでのシリーズ作品や『~クウガ』以降の作品でも観る事のできない格好良いバイクアクションを観る事ができます。ちなみにトライチェイサー2000のベース車両になる車種の選定も成田氏によって行われ、仮面ライダーシリーズとしては初めてスペインのメーカー【GAS GAS】のパンペーラ250というバイクが使用されました。
トライチェイサー2000は、警察が開発した新型特殊白バイ『トライチェイサーイサー2000A』の試作車で、正式名称は『トライアルチェイサー2000年型』で『TRCS-2000』が正式型名となります。ちなみに右ハンドル部分は特殊警棒兼始動用キーとなっています。第33話で機能停止するまでクウガの専用ビークルとして活躍しました。
デザイン的な特徴としては【白バイ】として開発された車両である事から、にこれまでの昭和の仮面ライダー達のバイクとは異なり方向指示器などの公道を走る前提の保安部品が予めデザインの中に組み込まれているところですね。これは【昭和】とか【平成】とかと言うよりも、「元々白バイとして作ったから」という理屈なんですけどね(笑)。
例の如く、アクションフィギュアにあれやこれやポーズをとらせるのは苦手な僕ですが、基本的なクウガのポージングとバイクスタントの象徴的なウィリーを、劇中の映像を観ながら頑張って再現してみました(汗)。やっぱ、仮面ライダー単体よりもバイクと一緒に並べるだけで良い雰囲気出ますね(笑)。
Posted at 2021/11/14 22:57:56 | |
トラックバック(0) |
特撮関係 | 趣味