今週に入り寒気が入り込んで一気に冬らしくなってきました。新潟の平野部ではまだ降雪、積雪はありませんが、先週末の天気の良い時にアルトのタイヤ交換を済ませておいて正解でした(笑)。もう…天気が悪かったり寒かったりするだけでタイヤ交換作業をする気が失せますからねぇ…。
本日お出ましは、バンダイのソフビ『ウルトラ怪獣シリーズ』№83、三面怪人 ダダです。先日のブログで取り上げた宇宙竜ナース(円盤形態)を購入した際に一緒に購入しました。
ダダは『ウルトラマン』第28話「人間標本5・6」(脚本 : 山田正弘)に登場する宇宙人です。3種類の顔を持ち、身体が白黒の幾何学的縞模様という特徴的過ぎる外観が魅力のキャラクターです。
【ダダ】という名前は、1910年代半ばに生まれた芸術思想(運動)【ダダイスム】(ダダイズム、ダダ主義、ダダとも呼ばれる)に由来し、脚本を手掛けた山田正弘氏が名付けました。
Wikipediaの記事によれば、ダダイスムとは第一次世界大戦に対する抵抗やそれによってもたらされたニヒリズムを根底に持ち、既成の秩序や常識に対する否定、攻撃、破壊といった思想が大きな特徴とされています。
そして三面怪人ダダのデザインをあらためて見てみますと、なるほど既成概念や常識の尺度で見た時に【理解し難さ】や【不安定さ】という感情を抱く奇妙奇天烈なデザインである事をあらためて実感するのであります。
僕はこのダダのデザインには凄く【宇宙】を感じるんですよね。『ウルトラマン』にはバルタン星人やザラブ星人、メフィラス星人など今も人気の宇宙人が多く登場しますが、そのどのキャラクターよりも【宇宙人らしさ】を感じると言いますか、宇宙人という存在として一番恐怖を感じるキャラクターですね。
多分それは、複雑な幾何学的縞模様で身体全体がツルっとした【よく分からない不気味な質感】と、【飾り気の無いシンプルさ】…、ある意味ウルトラマンのデザインとも共通する【不気味さという魅力】なのではないかと思います。
Posted at 2021/11/27 14:38:21 | |
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