今日、僕のステラの後方を走っていたクルマは、ドアミラーを格納した状態で走っていました。おそらく、これと同じ光景は、日本全国どこの地域でも結構な割合で目にすると思います。
因みに、僕のステラには電動格納ドアミラーは装備されていません。更に言えば、僕が今まで所有してきたクルマには全て装備されていませんでした。
これはあくまで僕の意見なのですが、先進国の中でも運転マナーや危険(事故)に対する意識が、あまりにも低過ぎるこの日本という国で、電動格納ドアミラーやら、バックモニター、パーキングアシスト機能などのいわゆる「便利機能」の充実と普及は、かえって危険なのでは?と思うのです。
今日の夕方僕の後方を走っていたドライバーも、ミラーを格納した時は、当然自分の意思でスイッチを操作してミラーを格納した筈です。しかし、運転に対する意識が低いが為にミラーを格納したまま走行してしまった訳です。確かに人間ですから「ヒューマンエラー」は当然起こります。しかしながら、「ついうっかり」では済まされない状況が「事故」という状況でもあります。最も分かり易い例だと、やはりAT車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故でしょうか…。
日本は、クルマの機能向上とドライバーの運転に対する意識のバランスが、完全におかしくなっているのだと僕は思います。
こういう安全に対する意識の向上は、当然クルマを運転する各ドライバーが常に考えていくべきですが、自動車教習所や自動車製造メーカー、販売店などももっと力を入れるべきだと思います。「これはとても便利です!」と言って、売りっ放しではイカンと思います。
僕は以前ヴィヴィオのECVTに乗っていましたが、今乗っているステラのi-CVTと比べると、少し操作感が違っています。ECVTでは、従来型のAT車の様なクリープ現象が起りません。また、無段変速機なので、追い越しなどで使用するキックダウン(パッシングギヤ)も使えません。このクリープ現象とキックダウンは教習所で習いますよね。しかし、CVTについては教習所で教わった記憶がありません。(あくまで僕が取得した時はそうでした。)実際、ECVTを搭載したクルマが登場した時、操作感の違いから事故が続発したという話も聞いた事があります。
「便利」や「低燃費」を謳うのは商品(クルマ)を売る為ですから当然でしょうが、今のメーカーや販売店にも、もう少しやるべき事があるのでは?と思います。
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2009/04/20 22:57:29