連休2日目の昨日(10月8日)は、両親を連れて上越にある親父の実家へ行きまして親父の姉弟である叔母、叔父と共に実家の栗拾いと柿もぎをしてきました。1月に祖父が亡くなりましたので、現在実家は空き家となっていますが、祖父亡き後、セルボ無き後もこうして草刈りやら家の掃除やら時折しておる訳です。誰も住んでいないとは言いつつ、「ある物は取らなきゃ勿体無い」というのが人の性らしく、今回も上越市内に住む叔母と叔父の指図のもと収穫作業に従事しました(汗)。
まずは栗拾いした訳ですが、家の敷地内に3本ほど栗の木があり、この日は主に家の裏側にある木の周辺で栗拾いを行いました。ほったらかしとはいえ、今年は結構大粒で数も多い様です。30分ほど収穫して下の写真ほど収穫できました。
続いて柿の収穫ですが、この柿は俗に「八珍柿(はっちんがき)」と言われており、正式な品種名は「平核無柿(ひらたねなしかき)」という渋柿です。果実が平たい形状で果実の中に種ができない変種である事からこの名が付いています。俗称の「八珍柿」というのは親鸞聖人の伝説に関わる「越後七不思議」にちなんだもので、越後七不思議の次に珍しいという意味から「八珍柿」と呼ばれています。
ちなみに、この平核無の原木は僕が現在住んでいる新潟市秋葉区(旧新津市)に現在も在り、樹齢は約320年以上とされており、新潟県の指定天然記念物となっています。また、この苗木を庄内藩に持ち帰り産地化したものが「庄内柿」であり、佐渡島に持ち帰り産地化したものが「おけさ柿」となります。こんなウンチクを農業高校、農業大学校時代の授業や講義で聴かされて勉強していた訳ですが、今となっては自分のブログ上でウンチクを披露する程度しか役に立ってません(笑)。まぁ…でもこうした歴史を学んでおくのは、現在やこれからを生きていく我々人間にとっては大切なことだと思いますケドね(笑)。
栗は叔母と叔父が「いらない」と言ったので僕と両親とで分ける事にしました。柿は僕も嫁さんも食べませんので(笑)、母親と叔母が分けて干し柿やら作るようです。

収穫した栗

収穫した柿の一部
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Posted at
2017/10/09 16:39:54