9月18日発売のデアゴスティーニの隔週刊「第二次世界大戦 傑作機コレクション」vol.69、川崎 三式戦闘機 飛燕(キ61)「第五五戦隊機」(S=1/72)です。このシリーズ、僕は日本機のみの購入ですので、実に約2ヶ月振りの購入でした。このシリーズもは80号完結予定ですので、残すところ10号弱といったところですが、変に延長なんかしないでちゃんと80号で終わってくれる事を願っています(笑)。 さて、今回は陸軍の川崎 三式戦闘機「飛燕」(キ61)の2度目のラインナップです。三式戦と言えば、当時の日本の工業力などで液冷エンジンの持つ本来の能力をなかなか発揮できなかった事により、特に外地では思う様な戦果を挙げることができなかった様です。そうした苦しい戦いを経て、三式戦は本土防空のための迎撃機としての運用がされる様になります。本土での運用は外地よりも部品の供給や整備などの条件が良い事から、空冷機よりも比較的高々度性能が優れる三式戦などの液冷機が本土防空に運用されていきました。 やはり、当時の日本には「技術」があってもそれを活かす「資源」や「国力」がなかった訳ですね。他国がまともに運用できていた「液冷機」をまともに運用できなかった事が日本の戦争敗北を裏付けている様にも思います。