
約2週間振りのブログ更新です。本業も町内会も僕に休みをくれません…(泣)。午前中に本業と町内会業務をなんとかこなして、今は台風に備えて家でじっとしております。
9月17日発売のデアゴスティーニの隔週刊「第二次世界大戦 傑作機コレクション」vol95、中島 彩雲「第七六二海軍航空隊機」(S=1/72)です。
今号は海軍機で最速を誇る彩雲が再登場ですね。その速力と航続距離を活かして偵察任務に貢献した機体ですが、この細長い特徴的な機体フォルムはまさに速力と航続距離を追求した結果という事でしょうか。
「艦上偵察機」として昭和17年頃より開発が開始された彩雲は、これまで水上機を主に偵察機として運用してきた日本海軍の新しい偵察機となる筈でした。
ところが、彩雲の量産化が始まった昭和19年4月頃には日本海軍の保有する航空母艦をはじめとする機動部隊は壊滅的状態となっていた事により、本来の「艦上偵察機」から「陸上偵察機」として運用される事になります。
昭和19年当時の日本の戦局は後退の一途でしたので、本土防空における索敵、誘導などが主な任務という事になり、一部では夜間戦闘機に改造が施され夜間迎撃任務にも就いていた様です。
速力と航続距離といった一部の性能に特化した機体だった彩雲ですが、もしも当時の日本が欧米と同等の資源、基礎工業力を持っていれば、また違った「傑作機」として登場していたのかもしれません。
歴史に「もしも…」は絶対にありませんが…。
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Posted at
2019/10/12 16:30:51