
連休もあっという間に終わっちゃいますねェ…。3日連休のうち、外出したのは1日目に嫁さんを職場に送迎したのみで、残りの2日間は家の外すら一歩も出ていません(笑)。スーパーインドア派の僕としては【家で過ごす】なんてのは朝糞前ですので、全く苦にならないどころか、ストレスフリーの連休を過ごす事ができて良かったです。
さて、今年3月に東映不思議コメディシリーズ第9作『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」のDVD(全2巻)を視聴し終えてからというもの、次作の『魔法少女ちゅうかないぱねま!』のDVDも欲しいと思っていまして、ついに先月購入してしまいました(笑)。この『~いぱねま!』を観るにあたって、『~ぱいぱい!』をあらためて第1話から観直した方が良いと思い(笑)、『~いぱねま!』のDVDが自宅に到着後、『~ぱいぱい!』のDVD(全26話)を観直してから『~いぱねま!』のDVD(全23話)を観始めた為、昨日ようやく全話観終えたという次第です…(汗)。
『~いぱねま!』は東映不思議コメディシリーズ第10作として、平成元年(1989年)7月から同年12月までの間に全23話がフジテレビ系列で放映されました。
前作『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』が主演女優、小沢なつきさんの降板(芸能界一時引退)によって第26話で最終回となった事から、作品の世界観をそのまま踏襲する形で急遽製作、放映が決まったのが、本作『魔法少女ちゅうかないぱねま!』です。先述の理由により、本作は『~ぱいぱい!』の放送期間として予定されていた残りの約半年間で放送される番組となった事から、放送話数も東映不思議コメディシリーズ全14作では最も少ない全23話となっています。
主人公のいぱねま(演 : 島崎和歌子)は、中華魔界の大富豪の娘で聖中華魔女女子学院に通う中華魔女の見習いでしたが、聖中華魔女女子学院の八宝菜院長(演 : 渡辺信子)と裏で手を引く八宝菜の姉であり学院の理事長である揚子江大飯店(演 : 銀粉蝶)の陰謀によって、いぱねま家は破産に追い込まれ両親は夜逃げ、いぱねまは学院の小公女として八宝菜から扱き使われる日々を送っていたが、いぱねまはそんな生活に耐えかね、夜逃げをした両親を探すべく人間界へやってきます。
人間界へやってきたいぱねまは失踪した両親を探すなかで、聖中華魔女女子学院の卒業証書でもある中華魔女のペンダント(前作でぱいぱいが人間界を去る時にシンゴに渡したもの)を携える高山家の三バカ兄弟の末っ子シンゴ(演 : 石上大輔)を偶然見掛け、ぱいぱいと同じく高山家の家政婦(三バカ兄弟のお母さん代わり)となります。いぱねまが中華魔界からやって来た事を知ったシンゴは、ぱいぱいのペンダントをいぱねまに渡し、以後【中華魔女いぱねま】として両親を探し、一家の再興のために様々な騒動を解決していく…という物語が展開されていきます。
まぁ…全23話を視聴し終えての感想としては、浦沢義雄氏の脚本は相変わらずぶっ飛んでいて溜まらんほど面白いのですが、全23話通しての話の盛り上がり方としてはイマイチという印象はありますね。
あと、何度も言いますが僕自身リアルタイムで視聴していた平成元年当時も今も「どうしてぱいぱいからいぱねまに変わっちゃったんだよ~!!」という気持ちは未だに拭えません(笑)。いや、ホントに島崎和歌子さんには何の恨みも無いんですけど、でも絶対に…
「ぱいぱいの方がかわいい!!」
という事は言っておきたいんです!(←誰に対して?)
いやでもね、『~ぱいぱい!』と『~いぱねま!』を2作通して観たことで、なんか小学生当時の頃を思い出せた感じもしましたね。『ウルトラマン』や『仮面ライダー』の様なこれまでに幾度も再放送を観てきた作品と違って、この2作品の様にリアルタイムで観ていた【僕らの世代】が『懐かしい』気持ちになれる作品っていうのは、きっと他のどの世代にもあるものですよね。永く様々な世代に愛される『名作』も素晴らしいものですが、自分や自分と同世代の人達だけが懐かしいと思える作品も同じくらい素晴らしいものです。

番組OPタイトル

いぱねま【演 : 島崎和歌子】
※第4話まではぱいぱい同様伊達メガネを着用してました。

同上 ※「ガハハッ」と笑うのは演技というよりこの頃から島崎さんの素が出てる気がします(笑)

同上 ※第5話以降から中華魔女に変身する前でも伊達メガネを外すようになります。
島崎さんを売り出す為にメガネのイメージが付くのを嫌ったのでしょうかね?

中華魔女いぱねま「インパラ、イパネマ、シャオシャオパイ」
※シンゴから貰ったぱいぱいのペンダントでこの姿になります。

同上
※どういう訳か、僕の中では未だに【島崎和歌子=ショートヘア】なんスよね(笑)。

いぱねまの両親【演 : 石山律雄 ・ 山村美智子(現・山村美智)】

チグリス(右)【演 : 三谷 昇】とユーフラテス(左)【演 :渡辺博貴】親子
親子共、いぱねま家の元召使いで、いぱねまの両親探しに協力します。

八宝菜院長【演 : 渡辺信子】

揚子江大飯店【演 : 銀粉蝶】

最終回、危機を救われたいぱねまはユーフラテスに求婚し、二人は結婚します。

クリスマスパーティが終わり、寝ている高山家の人々に別れを告げ中華魔界に帰るいぱねま。末っ子シンゴだけがいぱねまが去るのに気付き、ぱいぱいが去る時と同じように辛く悲しい別れとなります。

23話通して視聴すると、島崎さんの演技が少しずつ上手くなっていく様子が見えてくるのですが、リアルタイムで観ていたガキの頃はそんな事感じた事もありませんでしたケドね(笑)。やはり歳を重ねると観かたが変わるものです。
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Posted at
2020/08/10 21:56:19