
すっかりご無沙汰してしまいました(汗)。忙しいやら、ネタがないやらで過ごしてましたら9月も明日で終わっちゃうもんで、気合いを入れ直してブログを更新してみます。
昨日、仕事の休憩時間に新潟市内のイオン某店で購入したバンダイのソフビ人形「ウルトラ怪獣シリーズ」№130、四次元怪獣ブルトンです。
まさかこんなものがラインナップされる日が来るとは…(笑)。
四次元怪獣ブルトンと言えば、『ウルトラマン』第17話「無限へのパスポート」に登場する怪獣で、青と赤の2つの隕石状の物体が核融合結合した姿です。【怪獣】というよりは【蠢く塊】のような感じで、鉱物のようにも、機械のようにも、生物のようにも見える摩訶不思議な怪獣ですね。
ブルトンには幾つもの孔があり、その孔から【四次元繊毛】と呼ばれる触覚状のものが伸び、光線を発射したり発光したりして様々な四次元現象を起こして相手に攻撃を仕掛けます。
この度、現在放送中の『ウルトラマンZ』にも登場したことで、めでたくソフビ人形としてラインナップされた訳ですけど…コレ、完全に大人狙いの商品ですよね(汗)。
ブルトンのデザインはウルトラマンをデザインした成田亨氏であり、Wikipediaの記事によると成田氏はイソギンチャクを基に「動く抽象形態」としてデザインしたそうで、心臓をイメージして赤と青の彩色が施されたそうです。
実際、劇中のブルトンは「ドコン、ドコン、ドコン…」といった鼓動音を発しており、この鼓動音は東宝の怪獣映画『宇宙大怪獣ドゴラ』のものを流用しています。また、【ブルトン】という名前はシュルレアリストの詩人アンドレ・ブルトン(フランス)にちなんだものだそうです。
僕自身、子供の頃からこのブルトンを観て「心臓みたいだな」と思っていましたし、何よりあの鼓動音が心臓を連想させますよね。
こんな斬新な発想の怪獣を50年以上も前に映像作品のキャラクターとして世に送り出しているっていうところが先ず以て驚きです。明らかに時代の先を行き過ぎてますよ!しかもこれを、『ウルトラマン』でも『ウルトラマンZ』でも【着ぐるみ】で演出するというのが実に面白いなぁ…と思うんですよね~。
そして、実際にブルトンのソフビを目の前に置いて写真を撮る訳ですが、いざブルトンを置いてみると本当にどこが前なのかも分からない(まぁ…そういった概念自体が無いのでしょうけど)感じで、とりあえず方向を変えて4面分の写真を撮影してみましたが、正直何が正解なのか、どの角度から撮影するのが一番格好良いのかなど、全く分からないと言いますか…幾ら撮影しても「手応えがない」感じがしてきまして…、まさにブルトンの四次元攻撃で見事に僕の脳ミソがやられた感じです(笑)。

『ウルトラマン』第17話「無限へのパスポート」に登場のブルトン。

同上

『ウルトラマンZ』第14話「四次元狂騒曲」に登場のブルトン。

同上
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Posted at
2020/09/29 21:24:09