
本日(11/8)に撮影した快速「SLばんえつ物語」号です。11月に入り、JR磐越西線を走る「SLばんえつ物語」号の今シーズンの運行も残り1ヶ月ほどとなりました。今回も例の如く、自宅前の踏切でSLの入換えの様子と、新津~東新津間で撮影を済ませました…が、デジカメを持って自宅前の踏切まで行ったものの、電池の充電を忘れていて全く使えず、仕方なく踏切前で撮影した2枚はiPhoneで撮影しました(汗)。新津~東新津間での撮影は何とか少し充電する時間がありましたので、デジカメで撮影できました。
「SLばんえつ物語」号を牽引する蒸気機関車、C57形180号機は昨日(11/7)の運行から、「SLばんえつ物語」号としての今シーズンの運行最終日となる11月29日までの期間と、12月5日、6日の2日間に運行される予定の「SLクリスマストレイン」号で、普段装着されている標準型のデフレクター(除煙板)から、【門鉄デフ】と呼ばれるものに換装されて運行されます。
デフレクター(除煙板)は、機関車のボイラー前部を挟む様に車両の前方左右に装着されている板状の装置です。このデフレクターを装着する事によって空気(煤煙)の流れを上向きに導く効果が生まれ、運転時の前方視界の改善を図っています。今回換装されたデフレクターは、デフレクターの上半分のみを残した状態で下側を切り取った様な形状が特徴です。この形状のデフレクターは、国鉄の小倉工場で昭和20年以降に採用された事から【門司鉄道管理局式デフレクター】と呼ばれ、これを略して【門鉄デフ】または【門デフ】と呼ばれています。
「SLばんえつ物語」号では、以前にも【門鉄デフ】が装着された事がありますが、今回は前回の装着から何年振りになるのかな?以前装着された時も僕は撮影していましたが、おそらく僕が今の自宅を建てた頃だと思うので、かれこれ5~6年振りになるのでしょうかね…?いつも装着されている標準型のデフレクターと比べるとかなりスッキリした印象で、C57形の精悍さが増す感じがしますね。
まぁ…でも、僕的にはSLには重厚感を求めているのでどちらかと言えば、いつもの標準型のデフレクターの方が好きかな(笑)。

C57形180号機【門鉄デフ仕様】 新津運輸区構内(令和2年11月8日撮影)
※iPhoneで撮影

C57形180号機【標準型デフ仕様】 新津運輸区構内(令和2年8月1日撮影)

C57形180号機【門鉄デフ仕様】 新津運輸区構内(令和2年11月8日撮影)
※iPhoneで撮影

快速「SLばんえつ物語」号 C57形180号機【門鉄デフ仕様】+12系客車7両
JR磐越西線 新津~東新津間 上り列車(令和2年11月8日撮影)

快速「SLばんえつ物語」号 C57形180号機【標準型デフ仕様】+12系客車7両
JR磐越西線 新津~東新津間 上り列車(令和2年8月1日撮影)
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Posted at
2020/11/08 13:22:03