
今回の3連休、1日目と2日目は仕事に出掛けて連休最終日の今日、ようやく休む事ができました。今日は嫁さんが仕事なので、お犬様と一緒に家でお留守番してます。
昨日(9/24)発売のバンダイのソフビ人形『ムービーモンスターシリーズ』、大魔神を昨日の仕事帰りに購入してきました。
突如として令和の世にソフビ人形で蘇った魔神様…。何か新作映画でも製作されるという前触れなのでしょうか?それとも大映映画の事業を引継いだKADOKAWA会長の逮捕に魔神様がお怒りになったのか…?とにもかくにも、大魔神のソフビ人形商品化、素晴らしいですね!
かつての大手映画製作会社「大映」によって昭和41年(1966年)に『大魔神』、『大魔神怒る』、『大魔神逆襲』の三部作が作られ、それぞれ同年の4月、8月、12月に公開されました。当時、大映では東京撮影所で怪獣映画の「ガメラシリーズ」が製作されていましたが、この「大魔神シリーズ」は特撮時代劇という事で「座頭市シリーズ」や「眠狂四郎シリーズ」が製作された京都撮影所で製作されました。
三部作はそれぞれ物語としては独立したものとなっていますが、戦国時代の領主の悪政によって苦しむ領民という基本的な物語の構図は共通しており、【阿羅羯磨(アラカツマ)】と呼ばれ、魔神として祀られる武人像が復活して、その驚異的な破壊力で悪人を征伐するという展開がこのシリーズの大きな特徴です。
また、シリーズ第1作『大魔神』は「ガメラシリーズ」の第2作『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』との特撮作品自社2本立て興行が行われ、これは円谷英二監督率いる特殊技術課を擁する東宝でも実現できなかったものでした。当時のガメラと大魔神は、まるでかつての市川雷蔵と勝新太郎の様に【大映特撮映画2大スター】として斜陽期の大映を支えました。
ウルトラマンのデザインも仏様に近い神々しいものを感じますが、この大魔神はまさに【阿羅羯磨】としてのお姿。ソフビ人形なのに思わず手を合わせたくなるような…不思議な魅力を感じます。

『大魔神』

『大魔神』

『大魔神怒る』

『大魔神怒る』

『大魔神逆襲』

『大魔神逆襲』
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Posted at
2022/09/25 15:29:29