バンダイのソフビ『ウルトラ怪獣シリーズ』№03、宇宙恐竜ゼットンです。8月頃にテレスドンやザラガスと一緒に購入していました。 ゼットンと言えば、『ウルトラマン』の最終回、第39話「さらばウルトラマン」に登場するウルトラマンの最後の敵ですね。 宇宙船の大船団が地球侵略の為、宇宙から飛来し、その中で一際大きい宇宙船の中にこの【最終兵器】とも言える宇宙恐竜ゼットンが収められていました。 ゼットンの凄さは何よりもこのデザインですよね。デザイナーである、成田亨氏の彫刻家としての本領をこのゼットンのデザインに見る事ができ、我々の如何なる常識も通じないといった感じがこのゼットンを見ているとしてきます。そういった意味では、ウルトラマンの如何なる攻撃も跳ね返してしまうところなども、このゼットンの姿を見ていると妙に説得力がありますね。ウルトラマンのデザイン同様、隙のない唯一無二のデザインではないでしょうか。ゼットンがそこに立っているだけで【終末感】を感じます。 このソフビもゼットンの造形が細かく再現されており、値段以上の満足感が得られるものとなっていると思います。 このブログを書くにあたり、久々に「さらばウルトラマン」をDVDで視聴しましたが、あのウルトラマンの負け方(倒され方)って、何度観ても衝撃的なんですよねぇ。それだけに実はあんまり観たくない最終回だったりします。顔の発光器官から【1兆度の火球】を発射します。【八つ裂き光輪】もバリアーで粉々に砕かれてしまいます。【スペシウム光線】も胸元と両手で吸収され…吸収した【スペシウム光線】を【波状光線】として撃ち返します。