今日から4月。新年度が始まります。先週末にようやく終わった町内会の定時総会でしたが、明日(4/2)の夜は早速新年度の班長を集めての会議です。なので、今日はのんびり自分の時間を過ごそうと思っています。 今日取り上げますのは、本日発売のバンダイのソフビ『ムービーモンスターシリーズ』のバラゴン(1965)です。 地底怪獣バラゴンは昭和40年(1965年)8月公開の東宝の映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』に登場する怪獣で、身長25m、体重250tとゴジラなどの東宝の他の怪獣たちよりもサイズが小さいのが特徴です。人畜を食害するなど性格は獰猛で移動時は主に四足で移動し、俊敏かつ跳躍力に長けている一方、戦闘時は後ろ足のみで立ち上がる姿勢となります。頭部の大きな耳をバタバタと動かして相手を威嚇し、口からは赤い熱核光線を吐くなどの攻撃を有していますが、映画のクライマックスにフランケンシュタインとの戦いによって首の骨を折られて絶命します。 バラゴンの着ぐるみと言えば当ブログでも度々書いていますが、なかなかの経歴を持っています。『フランケンシュタイン対地底怪獣』の後、円谷プロ製作のTVシリーズ『ウルトラQ』でパゴスに改造され、『ウルトラマン』ではネロンガ、マグラー、ガボラと次々に改造されていき、東宝に返却された後は映画『怪獣総進撃』で再びバラゴンに戻される…という物凄い経歴を持つ怪獣(の着ぐるみ)です。 ですので今回は、ソフビのサイズこそ違いますが僕の手元にあるパゴスとネロンガとも一緒に並べて撮影してみました。パゴスは完全に四足歩行の怪獣ですし、ネロンガはバラゴンと一緒で四足だったり二足で立ち上がったりしますが、側面や背面からの姿を見ると確かにバラゴンがベースなんだという事が確認できますね。 まぁ…何よりも、バラゴンのこの愛嬌のある顔が良いですね。怖さと親しみ易さが絶妙に混ざり合っているところが昭和の怪獣の魅力であり、格好良さだと思います。 左から…バラゴン、パゴス、ネロンガ