本日また1つ歳を重ねました。昭和55年式のスズキセル坊は本日で43年落ちとなります(笑)。 そんな訳で、昨日の会社帰りに自分に誕生日プレゼントを購入してきました(汗)。バンダイのソフビ人形『ムービーモンスターシリーズ』、ゴジラ(1955)です。先週末(11/25)にアンギラス(1955)と一緒に発売されたものです。要は給料が入ったので早速買ってきた…という訳です。まぁ…ジョーシンのバースデークーポンやら何やらを活用してかなりお安く購入する事ができましたので、1週間待った甲斐がありました。 ゴジラシリーズ第2作、昭和30年(1955)4月公開の映画『ゴジラの逆襲』に登場するゴジラをソフビ化したものですが、ファンから俗に【逆ゴジ】と呼ばれるゴジラのバンダイによるソフビ化は今回初めてじゃないですかね? ソフビのカラーリングは初代ゴジラ同様、映画自体がモノクロ作品という事でモノクロをイメージした灰色を基調としたものになっています。そしてこの逆ゴジのソフビも他のソフビ同様に逆ゴジの特徴をよく捉えた質の高い造形に仕上がっています。前作『ゴジラ』に登場した初代ゴジラとはその容姿はかなり異なるこの逆ゴジですが、特に正面から見るとその特徴がよく分かると思います。初代ゴジラよりも首が細く、長くなっている部分や、目が正面を向いていたり、大きく横方向に張り出している耳など、顔だけ見ても初代ゴジラとはその外観が大きく異なるのが分かります。 また、『ゴジラの逆襲』ではアンギラスと格闘を演じる事から前作の着ぐるみより(スーツ)も動き易く作られており、胴体や大腿部などを見ても初代ゴジラよりも全体的に細身なのがこの逆ゴジの特徴であり、『ゴジラの逆襲』以降に登場する歴代ゴジラスーツのいずれとも近くない独特な存在感がありますね。 そもそも『ゴジラの逆襲』に登場するゴジラとアンギラスが比較的安価なソフビで一昔前なら考えられない造形クオリティで商品化されるなんて考えもしませんでしたけど、これはある意味【特撮】という趣味嗜好がもはや今の子供たちのものではなく、ほぼ完全にかつて子供だった大人たちのものになってしまっているという事なんだろうとも実感できますね。