
仕事帰りに映画『カミノフデ 怪獣たちのいる島』を鑑賞してきました。本作は7月26日より順次全国で公開されており、新潟県内では本日(8/30)より公開となります。
『カミノフデ ~』は、これまでに日本や海外の特撮作品で多くのキャラクターの造形を手掛けた職人、村瀬継蔵さんの原作・総監督作品です。
この作品のパンフレットに掲載されている村瀬さんのインタビューでも語られているのですが、この作品はまさしく村瀬さんのこれまでの人生のオマージュと言えるものです。
本作に登場する全ての怪獣が全て着ぐるみやミニチュアで表現されており、ミニチュアセットや光学合成作画など、近年では劇場映画で殆ど観ることができなくなった【アナログ特撮技術】を駆使した怪獣映画でもあります。久々に着ぐるみやミニチュアによる怪獣映画を劇場で堪能しましたが、やはり実体を持たないCGの怪獣には決して出せない【実物の持つ迫力と説得力】みたいなものを強く感じました。
そして、僕自身が中学生や高校生だった【あの頃】を思い出すような懐かしい気持になったとても魅力的な作品でした。
こういった意欲的な作品がもっと大規模な予算で製作されるようになれば良いのになぁ…。ゴジラでもガメラでもウルトラマンでも仮面ライダーでもない、現代の日本が生み出す魅力的で新しい特撮作品の誕生を切望しちゃいますね。

入場特典のポストカード(右)と購入したパンフレット(左)
ブログ一覧 |
特撮関係 | 趣味
Posted at
2024/08/30 23:59:13