
本当は町内会関連であれやこれや資料を作ったり思案したりしなきゃいけない事が幾つかあるのですが、今月は連休明けから仕事に町内会業務に私生活に何かと多忙なので、今日はもう何もしないで休養する事に決めました。
さてさて、本日取り上げますのは先日購入したターリンの300円カプセルトイ『和の心 仏像壱』(全10種)の、弥勒菩薩半跏思惟像です。以前より仏像に対して美術的観点で興味があり、特に弥勒菩薩半跏思惟像の独特な笑みを浮かべた表情はウルトラマンのデザインにも影響を与えたという事から手ごろな価格、サイズのフィギュアが欲しいなと前々から思っていたところ、新潟市内のイオン某店でこのカプセルトイを偶然見つけまして何回か廻した…という次第です(笑)。
この『~仏像壱』全10種のラインナップのうち、弥勒菩薩半跏思惟像は仏像製作時の本来の姿でもある金箔に覆われた【金色タイプ】、その金箔が経年劣化によって剥がれて木の素地が現れている現在の姿【ノーマルタイプ】のほか、全身白色の姿の【石膏タイプ】の3種類がラインナップされています。今回、何度か廻したのですが金色タイプと石膏タイプは揃ったもののノーマルタイプがどうにも出てくれませんしたので、仕方なく石膏タイプの撮影を済ませた後にガンダムマーカーのリアルタッチマーカーブラウン1で何度か重塗りをして石膏タイプをノーマルタイプの様な金箔が剥がれた木像風に仕上げました。
ちなみに弥勒菩薩半跏思惟像は幾つか存在しますが、弥勒菩薩半跏思惟像と言えば広隆寺に安置されているこの菩薩像が一番馴染みがある印象ですよね。口元だけ笑みを浮かべている独特な【アルカイックスマイル】が最大の魅力なのは勿論、仏像全般にも言えますが照明の当たり方によって様々な表情にも見えると言いますか、陰影によって印象が変わるというのが実に面白いです。これはまさにウルトラマンのマスクにも言える事で、日本人によって生み出されたウルトラマンはやはり東洋的な作品なのだなと改めて思いました。

弥勒菩薩半跏思惟像(金色タイプ)

弥勒菩薩半跏思惟像(石膏タイプ)

弥勒菩薩半跏思惟像(木像風)
※石膏タイプを木像風に塗装したもの

弥勒菩薩半跏思惟像 3種類
右から…金色タイプ、木像風、石膏タイプ

ガシャポン『怪獣まちぼうけ4』の頬杖をついてまちぼうけしているウインダムを一緒に並べたらなかなかしっくりきました(笑)。
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Posted at
2025/05/25 11:37:35