
仕事は今日まで休みで、明日からいよいよ仕事です。今日は、日中ずっと家の中で過ごしていました。手元にある安心感からか、購入してからなかなか腰を据えて観ることのなかった「ウルトラマンA」のDVDを、これからまた少しずつ観ていこうと思い、早速見始めました。「ウルトラマンA」のメインライターである市川森一氏がクリスチャンである影響から、作品の中には随所にキリスト教(聖書)に纏わる話の設定や、名称(惑星の名前、超獣、宇宙人の名前など)が登場します。そして、最終回の第52話「明日のエースは君だ!」ではラストシーンにおいて、ウルトラマンAが子供たち(視聴者)に向けて最後のメッセージを残して地球を去っていきます。下がその全文です。
「優しさを失わないでくれ。弱い者を労わり、互いに助け合い、どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえ、その気持ちが何百回裏切られ様と。それが私の最後の願いだ。」
このエース最後の言葉も、キリストの言葉が元の様です。我々人類にとってこの言葉はとても重たい言葉だなぁと僕はいつも感じます。歴史を振りかえってみても、そして現在も、肌の色や文化の違い、宗教観の違いで争いが絶えることはありません。こういうメッセージ性の強い作品を、これからの子供たちにも沢山見せてあげたいですね。
Posted at 2009/01/08 00:23:31 | |
トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ