
スバルの軽自動車、自社生産時代では乗用車(5ナンバー)にはコイツもラインナップされていましたね。世界に誇るスバルサンバーをベース車とするスバルディアスワゴンのカタログです。現行型のディアスワゴンはダイハツのアトレーのOEM車に成り下がってしまいましたが…。
さて、このディアスワゴンはサンバーをベースとしていますから、お馴染みの4気筒エンジンに4輪独立懸架、ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント)、信頼と実績のビスカス式フルタイム4WDなどの他に、リアエンジン、リアドライブのレイアウト、ボディ別体のシャシーフレーム、脅威の最小回転半径3.9mという超ショートホイールベースなどが「これでもか!」と言わんばかりにクソ真面目に書かれて言います。
この頃のディアスワゴンにはi-CVTの設定がなく、代わりにコラムシフトの電子制御3速ATとフロア5速MTが採用されていました。グレードは「ディアスワゴン スーパーチャージャー」と「ディアスワゴン」の2グレードと実にシンプルで、前者には13インチアルミホイールやマフラーカッターなどスポーティなパーツが標準装備されていました。4WDはサンバーとは異なり、切替え式の4WDはなく、いずれのグレードの4WDもフルタイム4WDとなっています。エンジンはSOHCのみでNA仕様が48ps、スーパーチャージャー仕様が58psとなっていました。燃費はNAの2WDでも17.2km/ℓでしたが、ワンボックスで15km/ℓ以上のカタログ値なら僕的には御の字ですケドねぇ。それ以上に燃料タンクの容量がワンボックスとはいえ軽自動車で40ℓだって言うんだから凄いですね~。ちなみに、以前乗っていた初代コペンも40ℓタンクでしたが、ツーシーターのコペンでさえ満タンにした時は「重たいなぁ…」と思ったものです。
4気筒、4独サス、リアエンジンなど、品質に拘りまくりのディアスワゴンは実にお買得だと思うんですけど、せっかくスバルの軽自動車に乗るのなら、やっぱり伝統の商用車、「農道のポルシェ」とまで言われたサンバーとして乗りたいですケドね~(笑)。
Posted at 2017/01/10 21:46:21 | |
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