
12月11日発売のデアゴスティーニの隔週刊「第二次世界大戦 傑作機コレクション」vol.75、中島 九七式艦上攻撃機(B5N)「友永丈市機」(S=1/72)です。
日本陸海軍機のみ購入してきた本シリーズですが、完結予定の80号が近付いてきたこのタイミングで「大好評につきシリーズ延長決定!」だとさ…。まぁ、このテのシリーズでは「日常的にあること」なので全く驚きはしないのですが、今年の5月中旬に発売された60号の「中島 天山(B6N)」を最後に日本陸海軍機のラインナップに新規モデルが1つもなく、名パイロットの搭乗機や有名部隊仕様など既に発売されたモデルの再登場ばかりになっている状態ですので、「120号まで延長決定!」とか言われても「やる気があるのか、適当なのかサッパリ分からん…」といった印象しかないですねぇ。
…で、とりあえず81号~90号までのラインナップが誌面で公開されていたのですが、その中で日本陸海軍機は7つもラインナップされているクセに、新規モデルは88号で発売予定の「愛知 二式水上偵察機」の1つだけという…何とも色んな意味で凄いシリーズなんです(汗)。まぁ…乗りかかった船はちょっとやそっとじゃ降りない主義なんで(笑)、120号までに発売される日本陸海軍機も購入する覚悟であります!
…という訳で、今回は九七艦攻の再登場です。今回は「友永丈市機」仕様でのラインナップですね。友永大尉(死後、中佐に特進)は、ミッドウェー海戦時に九七艦攻で米空母「ヨークタウン」を魚雷によって大破させながらも、敵の攻撃によって撃墜され戦死された方です。
九七艦攻の様な雷撃機なくして、真珠湾作戦をはじめとする大東亜戦争における緒戦の大戦果は有り得なかったと言っても良いほど「要」となる機体だった訳ですが、一般的には敵戦闘機との格闘戦、攻撃機や爆撃機あるいは味方艦船の護衛といった「本来は防衛兵器」である零戦などの戦闘機の活躍ばかりに注目される事が多い様ですが、九七艦攻や九九艦爆の様な機体こそが敵艦を沈める為の「攻撃の要」であった事はもっと多くの人に知られるべきではないかと思います。
それにしても、九七艦攻はホントに美しい機体だなぁ…と思います。機体を横から見た時の美しさは零戦の方が美しいと感じますが、機体を上から見た場合はこの九七艦攻の方が勝っていると思いますねぇ~。この主翼の形状は本当に美しいですね。
Posted at 2018/12/14 21:47:41 | |
トラックバック(0) |
その他乗り物 | 趣味