
5月28日発売のデアゴスティーニの隔週刊「第二次世界大戦 傑作機コレクション」vol.87、中島 二式単座戦闘機 鍾馗(キ44)「飛行第八五戦隊機」(S=1/72)です。
6月5日現在、日本機としては最新号の今号ですが、今回も例の如く一度ラインナップした機種の再登場です。今回は二式単戦ですね。これで、九七戦、五式戦以外の陸軍戦闘機(一式戦、二式単戦、三式戦、四式戦)は2度ラインナップされた事になりますね。
早く91号から100号(最終号)までのラインナップを公開してくれないでしょうかねぇ?現在は90号までのラインナップが明らかになっており、次号以降に予定されている日本機では、88号(二式水戦)、89号(一〇〇式司偵)があり、いずれも2度目のラインナップとなります。
当時の日本機としては珍しい、重単座戦闘機として開発された二式単戦ですが、同じ時期に開発された一式戦の人気の陰に隠れる存在になってしまいがちですが、僕はこの『頭でっかち』な独特の機体フォルムは結構好きなんですよね~。如何にもフロントヘビーな感じがして、機体そのものが弾丸の様に吹っ飛んでいく様なイメージを持っています。特に上から機体全体を見ますと、エンジンカウル辺りから一気に胴体部分が絞り込まれていく様に尾翼に掛けて細くなっている機体形状は一式戦も共通しており、いずれも九七戦の後継機種なのだなぁ…と、容易に理解できる部分でもある訳ですが、二式単戦の場合は一式戦よりもエンジンの直径が大きい分、その絞り込まれ具合が極端に映って見えますね。しかも、一式戦よりも明らかに短い主翼も機首の『ゴツさ』を際立たせていますね。
今号の二式単戦は濃緑色の機体となっていますが、あまり二式単戦にこの塗色のイメージがなく、二式単戦と言えばやはりジュラルミンの『地の色』の銀色が一番印象が強いかもしれませんね~。あとは『マダラ迷彩色』ですね。
Posted at 2019/06/05 20:54:55 | |
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