
先週の日曜日(9/26)、前職の同僚に誘われて僕が暮らす新潟市秋葉区にある『新潟市新津美術館』で開催中の「富野由悠季の世界」を観覧してきました。新津美術館を訪れたのはおよそ1年振りで、嫁さんと「世界のミイラ展」を観た時以来ですねェ。新津美術館は何気に魅力的でソソる展示内容の催事が多くて良いなぁ…と個人的に思ってるんですよね(笑)。
さて、昨年辺りからガンプラなんぞを作ってはいますが、普段はアニメ作品は殆ど観る事がない【特撮ファン】の僕なんですけど、富野由悠季氏と言えば日本のアニメ作品、特に【ロボットアニメ】というジャンルにおいては日本アニメ業界を牽引されてきた方という事で存じています。
展示内容を観ていても正直、元々僕自身がアニメが好きな人でないのでこれといった「感動」というものはないのですが、作品タイトルや主人公ロボットのキャラクターの数々は、作品内容は知らずともこれまでに幾度も目にする機会があるキャラクターばかりで、ある意味「子供の頃から慣れ親しんだ」ものでもありますので、それらのキャラクターデザインの原画や絵コンテ、セル画などを実際に見ますと、これほどのキャラクターの誕生に関わっているのは凄いなぁ…と改めて思うところでした。
あと、実写特撮作品のキャラクターは机上でデザインされたものがクレイモデルなどを経て(今はCGでしょうけど)、着ぐるみやマリオネット、またはCGのキャラクターとして生命を吹き込まれていく訳ですが、一方でアニメのキャラクターというのは、デザイナーから生み出された後、アニメ作品のキャラクターとして動き出すまで…いわば最初から最後まで机上で作られているという大きな違いを改めて感じる事ができるなど、当たり前と言えば当たり前な事なんだけども普段特撮作品ばかり観ている人間の視点として見てみると、様々な発見や気付きがあるものだなぁ…と思いました。
自分が普段好んで観ている作品ジャンル以外のものも、こういった機会があればその作品を手掛けたクリエイターたちの貴重な仕事振りを見る事ができますし、こういった機会は是非とも大切にしたいものです。

Posted at 2021/10/03 20:31:32 | |
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