
12月も第1週が終わり、今年も残すところ1ヶ月を切りました。先週、誕生日を迎え41歳となりましたが、齢四十を過ぎますと歳を重ねるにも色々と考えさせられる今日この頃です。
さて、今日お出ましするのは先日発売されたバンダイのソフビ『ムービーモンスターシリーズ』のガメラ(1999)です。いわゆる【平成ガメラシリーズ】の第3作「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」(平成11年(1999年)3月公開 大映)に登場するガメラをソフビ化したものです。
これまでにも『ムービーモンスターシリーズ』では平成ガメラシリーズの第1作「ガメラ 大怪獣空中決戦」に登場したガメラ(1995)をラインナップしてきましたが、昨年辺りから平成ガメラシリーズのソフビ化が盛んの様で、ガメラの他にもギャオスやレギオン、今回のガメラ(1999)の発売と同時にイリスも発売されています。
平成ガメラシリーズの3部作をご覧になった方はお分かりだと思いますが、平成期のガメラのデザインって、それこそ1作ごとに大きく変化していて、観る人それぞれ好みが分かれると思うんですよね。このガメラ(1999)は3部作の中でも一番凶暴そうな外観や面構えをしていまして、1作目と2作目のガメラと比較しても頭の大きさも顔つきも全く違います。特に1作目のガメラの頭の大きさと比較すると2周りくらい小さいんじゃないかと思います。1作目では目もクリクリしてて顔全体が柔和で親しみやすい印象でした。特に劇中でも勾玉を介して少女と精神的な意思疎通ができるなど、ゴジラなどの東宝怪獣には殆ど見られない【怪獣と人間との意思疎通】が描かれるという、子供たちが物語のメインだった昭和ガメラシリーズを継承した部分でもあります。
それが「ガメラ2」、「ガメラ3」と作品を重ねるにつれてガメラの外観や顔つきに変化を生み、頭部は小さく、顔つきは精悍で身体全体が戦闘的なイメージになっていくのです。
ソフビを手にしてみますと、映画公開当時にバンダイから発売されたソフビ(今は処分して手元にありませんが)と比べても、全体的に造形が進化している印象で、近年のソフビの造形レベルに驚かされます。
ただ、以前に購入した同じムービーモンスターシリーズのガメラ(1995)の方が完成度が高いなぁ…とも思いましたね。あのガメラのクオリティは「コストパフォーマンスに優れている」なんて言葉では片付かないレベルじゃないかと思いますよ(笑)。(2020年4月25日付 当ブログ参照)
でも、ここまできたら当然「ガメラ2」版のガメラもラインナップしてくれるのでしょうね。僕個人的には今回の3作目のガメラよりも1作目と2作目のガメラが好みでして、3体比較するとやっぱり2作目のガメラのデザインが一番バランスが良いんじゃないかと思ってます。

Posted at 2021/12/05 14:11:50 | |
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