
昨日(7/8)の安倍晋三元総理が銃撃されて亡くなるというニュースが日本国内のみならず海外でも大変な衝撃を与えています。この令和の世の中でも、未だに暴力による主義主張が行われるという事は非常に哀しい事です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
…さて、今回は昨日発売されたコミック単行本『戦え!セブンガー』特装版を取り上げます。
この『戦え!セブンガー』という漫画、小学館の児童雑誌『てれびくん』で連載されているもので、TV作品『ウルトラマンZ』に登場した特空機1号 セブンガーを主人公にしたスピンオフ作品となります。そして、この特装版コミックでは新規金型のソフビ「ウルトラ怪獣シリーズEX」としてTV作品『ウルトラマンレオ』に一度だけ登場した【元祖セブンガー】とも呼べる怪獣ボール セブンガーが付録として付いてくるのです。
怪獣ボールセブンガーがバンダイの『ウルトラ怪獣シリーズ』としてソフビ化されるのはおそらく初めてじゃないかと思いますが、これも特空機1号セブンガーの異常とも言える人気によるものですね。
怪獣ボールセブンガーは『ウルトラマンレオ』第34話「ウルトラ兄弟永遠の誓い」に登場したロボットで、『~レオ』第1話で変身不能となったモロボシ・ダン(=ウルトラセブン)のため、ウルトラマンジャック(=郷秀樹)がウルトラの星から持ってきた【怪獣ボール】と呼ばれるラクビーボール形の容器に収められています。
怪獣ボールを地球に運ぶ途中にジャックを襲った二面凶悪怪獣アシュランにも一方的な強さを見せつけたセブンガーですが、戦う事ができる制限時間がたったの1分間である事や、一度使用したら50時間は使用できないという大きな欠点があります。このセブンガーが登場した第34話の最後にはモロボシ・ダンが使用できなくなったウルトラアイを郷秀樹に託す描写もあり、『~レオ』の後半でモロボシ・ダンの降板がもしも無かったとしたら、最終回辺りでウルトラセブン復活なんて展開もあったかも…と妄想が膨らみます(笑)。まさに『ウルトラセブン』の時に登場したカプセル怪獣的なキャラクターとして登場したのがセブンガーであり、その登場がたったの1話のみというのも面白いですよね。
でも、まさかこの令和の時代に地球人が造った対怪獣用ロボット兵器として人気が出るとは誰も考えていなかったですよね(笑)。
実際に怪獣ボールセブンガーのソフビを手に取ってみますと、特空機1号セブンガーのメカメカしい如何にもロボットという感じとは明らかに違う良い意味での昭和の着ぐるみ感が出ていますね。特に手の部分の造形は怪獣ボール版と特空機版とは大きく異なりますね。
ちなみに7月と8月に、カプセル怪獣ミクラスとアギラがそれぞれ『ウルトラ怪獣シリーズ』でラインナップされる予定ですので、この2体を揃えればウインダム、ミクラス、アギラ、セブンガーと4体のカプセル怪獣、怪獣ボールが全て揃う事になるので、オジサンは今から楽しみであります(笑)。

怪獣ボール セブンガー【ウルトラ怪獣シリーズEX】

右 : 怪獣ボール セブンガー
左 : 特空機1号 セブンガー

Posted at 2022/07/09 22:03:10 | |
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