
バンダイのソフビ人形『ムービーモンスターシリーズ』、ゴジラ(1975)です。こちらもゴジラ・ストア限定商品となります。
昨日当ブログで取り上げたゴジラ(1973)こと『ゴジラ対メガロ』版ゴジラですが、今回はその2年後の昭和50年3月に公開されたゴジラシリーズ第15作『メカゴジラの逆襲』に登場するゴジラ(1975)を取り上げます。
本作のゴジラの着ぐるみ(スーツ)は、『ゴジラ対メガロ』の際に新調され、俗に【メガロゴジ】と呼ばれるゴジラの着ぐるみを流用しており、『ゴジラ対メガロ』、『ゴジラ対メカゴジラ』の撮影ならびに映画キャンペーンなどに酷使されており、頭部(顔)などは改修されてデザインが少し異なります。それによって前作よりも目つきが鋭くなっているのが特徴で、ファンの間では俗に【メカ逆ゴジラ】とも呼ばれることも。
『メカゴジラの逆襲』は前作『ゴジラ対メカゴジラ』で人気となったメカゴジラを再度登場させた作品でしたが、観客動員数はシリーズワーストの97万人に留まり、本作でゴジラシリーズの一旦休止が決まりました。その後シリーズが再開されるのは9年後の昭和59年(1984年)12月公開の『ゴジラ』まで待たなくてはなりませんでした。『メカゴジラの逆襲』では『ゴジラ対メガロ』や『ゴジラ対メカゴジラ』のようにゴジラに味方する怪獣やロボットが登場せず、ゴジラがメカゴジラⅡとチタノザウルスの2大怪獣を相手にするという…これまた悲壮感漂う展開となっています。
ソフビ人形もゴジラ(1973)をベースに作ってあるのが容易に分かりますね。体色や顔の造形が異なっており、ゴジラ(1975)の特徴を再現しています。
今の製造技術で歴代ゴジラのソフビ人形をバンバン作って欲しいですな!どうせ主な購買層は昭和世代おじさんが中心でしょうけど、僕らは今までも怪獣やヒーローに出費して経済回してきましたから(笑)、これからもおじさんたちが喜ぶ商品を安価でどんどん出してほしいものです(笑)。

映画のラスト、闘い終えて夕日の海へと還っていくゴジラ。
やっぱゴジラ映画のラストは海へ還るゴジラの背中ですな!
Posted at 2023/12/10 15:38:03 | |
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