
 今日からようやく連休となりましたが、自宅の駐車場増設工事(自作)や田植えの手伝いなど予定が目白押しなうえ、町内会設立準備作業でもバタバタとしておりますが、自分のペースで地道にブログ更新が出来ればと思う所存です(笑)。
 という訳で、4/19の廃線鉄道探訪の最後に訪れた2箇所の車両のご紹介です。写真上が村松城址公園内に保存されているモハ11で、写真下は五泉市の粟島公園内に保存されているモハ41です。村松城址公園はその名の通り、かつて村松藩の村松城があった場所で、明治以降は旧陸軍歩兵隊が所在するなど軍都としても栄え、村松陸軍少年通信兵学校の卒業生の一部は、その後陸軍中野学校でスパイ教育を受けたそうです。そんな城下町の旧村松町も平成の大合併により、隣接市町村の五泉市に吸収されました。城址公園に保存されているモハ11は村松~加茂間部分廃止まで活躍した半鋼製車体です。数年前に初めて訪れた時もかなり劣化している印象を受けましたが、この度久々に訪れてみると更に劣化が進んでおり、哀しい気持ちになりましたねぇ…。
 更に場所を移動して撮影したのは、五泉市の粟島公園内に保存されているモハ41です。粟島公園は県立五泉高校の向かいにありまして、他の蒲鉄の保存車両と比較しても街中に保存されているのが特徴でしょうか。このモハ41は、蒲原鉄道全線廃止まで活躍した車両で、単行運転が主体となった蒲鉄晩年の主力機でした。こちらも数年前に比べて劣化がかなり進んだ印象を受けます。
 現在の五泉市には五泉、村松の近代化、発展に多大な貢献をしてきた電車たちへの手厚い保存活動を望みます。
 
				
  Posted at 2014/05/03 09:07:29 |  | 
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