
11月25日発売のデアゴスティーニ『大映特撮映画DVDコレクション』vol.7、「ガメラ3〜邪神〈イリス〉覚醒〜」です。
僕の予想と反して、かなりのハイペースで平成ガメラ3部作が出揃いましたね〜。今回のvol.7までに、まだガメラと大魔神しかラインナップされていませんけど、妖怪映画や赤胴鈴之助なんかに興味がない僕の様な消費者を最終の46号(予定)まで道連れにする気満々ですよね。次々号(vol.9)の「大魔神逆襲」で大魔神シリーズは全て発売された事になりますし、次号(vol.8)もやはり「ガメラ対バルゴン」だし…。最悪、最終号にガメラシリーズのどれかをもってくるつもりなんでしょうね…。何度も言いますが、ガメラシリーズ以外は購入対象外の僕としては、道連れ以外のなにものでもありません(笑)。
えーっと…、この「ガメラ3」はいわゆる「平成ガメラ3部作」の集大成として平成11年(1999年)に公開された作品ですね。そして、平成ガメラシリーズ第1作「ガメラ 大怪獣空中決戦」の年にシリーズ完結を迎えたゴシラが、この年の12月に「ゴシラ2000 ミレニアム」で復活するという、振り返るだけでなんとも感慨深い時代でした。
以前、「ガメラ2」を当ブログで取り上げた際にも書きましたが、僕の中での平成ガメラシリーズの最高傑作は「ガメラ2」なんですよ。理由として、世界観の広さですかね。ガメラ1と3は物語の設定上、かなり狭い世界観で描かれていますので、僕は宇宙にも視野が広がっているガメラ2が一番好きですな。…とはいえ、3部作の集大成という位ですから、特撮のクオリティはシリーズ随一と言えますよね!クライマックスの京都駅破壊も圧巻ですが、個人的には渋谷襲撃シーンも好きですね〜。特にミニチュアや着ぐるみなどの日本の伝統的な特撮とCGの融合が、ガメラ3以前の怪獣映画と比較しても、格段に質の高いものに仕上がっているんですよねぇ。ミニチュア特撮では、火と水の映り方(ミニチュアのスケールと合わない)が昔から大きな課題となっていましたが、CGを上手く融合する事で京都決戦の様な圧巻の怪獣決戦が楽しめるという訳です!
やはりこうして振り返って観てみても、この平成ガメラ3部作は、日本式特撮の可能性を再認識させてくれたのでしょうね。ゴシラでもいい、ガメラでもいい。そろそろ日本にそして世界にも、圧巻の怪獣映画を観せてやって下さい!
Posted at 2014/12/04 13:37:06 | |
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