
今日から10月ですね。今日、10月1日は円谷プロ製作の特撮ドラマ「ウルトラセブン」の第1話の放映日で、特に今年は昭和42年(1967年)の本放送開始からちょうど50年を迎える年なんですよ。いやぁ…実にめでたい!
「~セブン」は現在に至るまで多くのファンがおり、円谷プロが製作したテレビ特撮作品の黎明期における傑作中の傑作として今日まで親しまれてきました。
「~セブン」では大人になって再び観返すことで作品の本当の意味を理解できたりするものが少なからずあると言われておりますが、そうした社会性の強いテーマなどが時として作品というカタチになったのは、当時の製作スタッフの熱い想いによるものであり、それは結果としてこの50年間どの世代の子供たちからも大人たちからも支持を得てきたという事に他ならないということではないでしょうか。
実際、DVDなどで作品を観返してしみても「これが本当に50年前に作られたものか?」と感じるほどの完成度ですし、作品が持つテーマの重要性など現代の特撮作品には無いものが沢山あると僕は思います。特撮の技術はまさに『日進月歩』の如く50年前からは想像も付かないほどの進化、進歩を遂げているのに、作品自体は過去の『名作』といわれるものに負けていないか?と考えた時に、残念ながら勝っているとは僕は思えません。50年前の作品である「~セブン」に我々大人たちも未だに夢を見る事ができるし、未来を感じる事ができるという事。これに尽きると思います。
現代の特撮作品にも、『かつての子供たち』に何十年後かに評価される作品であって欲しいものです。観る人に夢を与えられない特撮ドラマほど観たくないものはないし、残念なものはないですからね。
Posted at 2017/10/01 18:13:29 | |
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