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スズキセル坊のブログ一覧

2023年01月09日 イイね!

「ガス人間㐧1号」DVD

「ガス人間㐧1号」DVD そういえば、今回の正月は自宅で1本も映画を観てなかったなぁ…なんて思い、久々に東宝特撮映画を観てみる。昭和35年(1960年)12月公開の映画『ガス人間㐧1号』(製作 : 田中友幸/監督 : 本多猪四郎/特技監督 : 円谷英二)です。『美女と液体人間」、「電送人間」に続くいわゆる【変身人間シリーズ】の第3弾であり、人体実験によって【ガス人間】となった男による完全犯罪と、そのガス人間とヒロインとの悲恋を描いた物語です。

 かつて生物学の権威と言われた佐野博士(演 : 村上冬樹)の人体実験によって身体をガス化させる能力を持つ【ガス人間】となった青年、水野(演 : 土屋嘉男)は、その自らの能力を使って都内で次々と強盗殺人事件を起こします。事件を捜査する警視庁の岡本賢治警部補(演 : 三橋達也)らは、事件直後から急に羽振りの良くなった日本舞踊の没落した家元、春日流の春日藤千代(演 : 八千草薫)が事件に関係していると睨み、彼女の屋敷を捜索すると盗まれた現金と紙幣版番号が一致する紙幣が発見された事で、藤千代は逮捕されます。
 藤千代の為に強盗殺人を行った水野は警察に出向き、自ら自分がガス人間である事を明かして銀行の施錠された金庫室で身体をガス化し、犯行の手口を警察らの前で実際にやって見せ、自分が恋人の藤千代の日本舞踊の発表会を実現させ、世間に藤千代を再評価させる為に強盗を行ったのだと言い、無実の藤千代をすぐに釈放するよう言い残してガス化したまま建物の窓から去っていくのです。
 その後、釈放された藤千代はこれ以上犯罪を行うのは止めるよう水野を説得しますが、自らの能力に全能感を抱く水野は説得を聞き入れず、逆に家元再興の為に予定していた日本舞踊の発表会を行うよう藤千代を諭します。一方、警察では発表会の会場となる大ホールに可燃性の【UMガス】を充満させ、大ホールごと爆発してガス人間を抹殺する計画を立てるのです。
 発表会当日、警察から説得されるも藤千代と老鼓師(演 : 左卜全)は大ホールからの退避を拒み、藤千代はたった一人の観客、水野の為に演目『情鬼』を披露します。警察はやむを得ず起爆装置のスイッチを押しますが、警察の計画に気付いていた水野が事前に起爆装置を破壊していた為に大ホールの爆破作戦は失敗に終わります。演舞を終えた藤千代は客席に駆け寄り水野と抱擁を交わし、心中する決心をしていた藤千代は隠し持っていたライターで着火し大ホールは爆発し大業火に包まれるのです。
 業火に包まれる会場を警察や群衆らが見守る中、会場から這い出てきたガス人間はその身体を緑色に発光させながらに水野の姿に戻り、そのまま焼死体となって息絶えるのでした。

 ガス人間となった青年、水野を演じるのは東宝特撮作品や黒澤明監督作品にも数多く出演している土屋嘉男さんですが、土屋さんはこの映画の撮影の為に食事制限などを行い、瘦せ姿となって人体実験によってガス人間になってしまった犠牲者としての悲劇性を強調したとのこと。また、本作のヒロイン春日藤千代を演じた八千草薫さんは元々宝塚歌劇団出身であり、日本舞踊もこなせるという理由で起用されたとのことで、本作の終盤、大ホールで藤千代が披露する『情鬼』という演目は本作の為に創作された演目だそうです。
 土屋さんの陰ある男を演じる演技はいつもながら素晴らしいですが、なんてたって春日藤千代を演じる八千草薫さんのその美しさは息を呑むといいますか、この作品の公開当時(昭和35年)八千草さんは29歳なんですが、美しさのレベルがちょっと別次元なんですよねぇ。まぁ…当時の東宝の作風としては【清く・正しく・美しく】といった感じで女優さんも清楚なイメージの方が多い印象ですけど、それでもこれだけ美しい女性なのに【色気】とか【妖艶】といった印象を全く抱かせないあの感じって一体何なんだろうなぁ…。只々、見とれてしまう女優さんです。


『ガス人間㐧1号』作品タイトルロゴ


人体実験によって【ガス人間】となった青年、水野(演 : 土屋嘉男)


ガス人間。
水野は一種の精神統一によって、自らの意思で身体をガス化してガス人間になったり、人間の姿に戻ったりできるのです。




没落した日本舞踊の【春日流】の若き家元、春日藤千代(演 : 八千草薫)
八千草さん、美しいので沢山貼っておきます(笑)。










藤千代はたった一人の観客、水野の為に演目『情鬼』を舞います。




演目が終わり、水野と抱擁を交わす藤千代の手にはライターが…。


可燃性の【UMガス】が充満した会場の大ホールが藤千代によって爆破され、這うように会場の外に出てきたガス人間、水野の哀しき最期の姿。
Posted at 2023/01/09 12:50:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2023年01月08日 イイね!

RX-78-2 ガンダム Ver.Ka【バンダイ マスターグレード】

RX-78-2 ガンダム Ver.Ka【バンダイ マスターグレード】 新年あけまして1週間。昨日からの3連休は、昨日が仕事になってしまったので今日と明日の2日連休となりました。そろそろ年度末の町内会定時総会の資料作成なんぞに取り掛かろうと思い、お犬様を寝かしつけて先頃までPCでしこしこ資料作りしてました。

 さて、この1週間これといって面白い事もありませんでしたので、昨年(令和4年)に作っていたガンプラをアップしておきます(笑)。
 バンダイのプラモデル『マスターグレード』、RX-78-2ガンダム Ver.Ka(S=1/100)です。この【Ver.Ka】はメカニックデザイナーのカトキハジメ氏が監修したシリーズで、RX78-2ガンダムのような既成デザインをカトキ氏がリファインして立体化するという趣旨のもので【デザイナーズMG】などと銘打ち、パッケージデザインなどもカトキ氏がプロデュースしているものです。
 そんな訳でいつもの大河原邦男氏がデザインしたオリジナルのRX-78-2ガンダムとはそこかしこが異なるRX-78-2ガンダムを組立ててみました。いつもの如く塗装などを一切行わず素組みしただけの状態ですが、なるほど…オリジナルのRX-78-2ガンダムとはだいぶ印象が変わりますね。全体的に角が取れて、どこかマッチョな感じ…?雰囲気としてはRX-178ガンダムMk-Ⅱに近いように感じます。機体の至る部分のリファインだけでなく、装備品(ビームライフル、ハイパーバズーカ、ビームサーベル(グリップ部分)、ガンダムシールド)のデザインもリファインされております。

 こういった趣旨のアイテムを好きか嫌いかはさておき、このガンダムといい、映画『シン・ウルトラマン 空想特撮映画』のウルトラマンといい、既成デザインを別のデザイナーがリファインする事で、オリジナルデザインの凄さを改めて認識できますよね。











Posted at 2023/01/08 16:46:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンダム | 趣味
2023年01月03日 イイね!

RX-78-2 ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079 アニメーションカラーバージョン【バンダイ マスターグレード】

RX-78-2 ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079 アニメーションカラーバージョン【バンダイ マスターグレード】 年末年始の冬休みも今日でおしまい。明日から仕事のスズキセル坊です。今回の正月は雪が降らずに済んでホント良かったですわ。

 さて、今日取り上げるのはバンダイのプラモデル【マスターグレード】のRX-78-2ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079 アニメーションカラーバージョンという、何とも長い商品名のガンプラです。実はこのガンダムを作ったのは一昨年(令和3年)なんですよね。しかも、今から3~4年くらい前に短大時代の友人の結婚式で頂いた引出物のカタログギフトで注文したものなんです(笑)。もしかするとこのガンプラが家に置いてあった事が、ここ1~2年でRX-78-2ガンダムのガンプラばかりを作る【一人遊び】のキッカケになっているのかもしれません。

 …で、この 【Ver.ONE YEAR WAR 0079 アニメーションカラーバージョン】というキットなんですが、平成17年(2005年)にPlayStation2のゲームソフト『機動戦士ガンダム 一年戦争』の発売に併せて、ゲームで登場するガンダムの3Dポリゴンモデルをプラモデルで新規金型で再現したもので、このアニメーションカラーバージョンは2年後の平成19年(2007年)にアニメカラーに近い成形色で発売されたものになります。脚部フレームなどはVer.1.5のものを流用しているものの、Ver.1.5よりも更に可動に拘った設計となっているようで胴体内に納まるコアブロックを省略して【胴体を捻る】動きを実現しているそうです。
 外観的な特徴で言えば、ゲームに登場するガンダムを再現したという事で、機体表面に細かいモールドが表現されており、メカっぽさが全面に出ている感じでしょうか。全身のプロポーションも良いですし、アニメカラーという部分でも僕好みですね。唯一難点を挙げれば、右手首のパーツがすぐにポロリしちゃうところでしょうかね。これがなければもっと色んなポージングで撮影できたんですけどねぇ…。

 そのうち、ゲームに登場するガンダムの彩色を再現した通常版のVer.ONE YEAR WAR 0079も購入したいと思っていますが、発売当時より値段が高めになっているのが何だかなぁ…って感じなんですよね。













Posted at 2023/01/03 18:30:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | ガンダム | 趣味
2023年01月02日 イイね!

月刊「地図中心」【通巻600号】

月刊「地図中心」【通巻600号】 正月なのでという訳ではありませんが、珍しく本日2回目のブログ更新をしてみます。

 昨年(令和4年)の秋頃…10月か11月頃だったか、行きつけの地元の書店で買った雑誌、月刊「地図中心」です。
 日頃、地元の書店にデアゴスティーニの隔週刊「仮面ライダーDVDコレクション」と「仮面ライダーDVDコレクション 平成編」の定期購読をお願いしており、月に2回ほど書店を訪れるのですが、その際に決まって店員さんと雑談をするんです。僕が歴史が好きで、特に郷土史の本に興味があって探しているという話をしたところ「こんな雑誌があるんですよ」と見せてもらったのが、この「地図中心」というマニアックな地図雑誌でした。たまたま通巻600号目にして我が地元の新潟市が特集されている号で、パラパラとめくって少し中身を見せてもらったら凄く興味が沸く内容でしたので店員さんにお願いして注文してもらいました。

 雑誌の中では、地理や歴史における各分野の専門家が【新潟市域の土地の成り立ち】、【新潟市域の鉄道路線網の形成】、【新潟市とその周辺の地形】、【新潟砂丘の地形について】など、それぞれのジャンルごとに記事を書いており、雑誌の後半部分では現在の新潟市域の地形段彩図や、明治期(23年、24年、33年、34年、44年)、大正期(2年、10年、13年)、昭和期(6年、12年、20年、35年、43年、58年)、平成期(15年、16年、19年)の地形図及び航空写真が掲載されており新潟市域の土地の変遷を見る事ができます。

 元々歴史が好きな僕としては、地図を眺めているだけでも歴史の遷り変りを見る事ができて何時間でも悶々としていられるのですが(笑)、特に興味深いのがアメリカ公文書館所蔵の昭和20年5月25日に撮影された米軍撮影空中写真で、旧新潟市域を写真に収めたものです。昭和20年5月25日という時期的にも原爆投下候補地の一つとなっていた新潟市の地形把握などの為に撮影されたものではないかと思います。そういった歴史的な視点で見ても大変貴重で興味深い写真ですね。ちなみに、広島、長崎、小倉と並んで原爆投下の最終候補地となっていた新潟市は8月10日付に【原爆疎開】の知事布告が発表され、8月14日頃まで新潟市内は殆ど無人に近い状態になっていたようです(布告の解除は8月17日)。この都市部における【原爆疎開】というのは今日においても史上唯一の例だそうです。
 戦争以外の視点でこの昭和20年撮影の新潟市域の写真を見ますと、新潟市の関屋地区(現在の中央区信濃町、浜浦町、文京町と呼ばれる地域)に、かつての新潟競馬場がはっきりと写っているのが確認できます。新潟競馬場は昭和39年に関屋分水路開削工事の着工による立ち退き住民の代替地捻出のために廃止され、現在の新潟市北区笹山(旧豊栄市)に移転し現在に至ります。ちなみに夏の中央競馬新潟開催の際に新潟競馬場で行われる重賞競走(GⅢ)【関屋記念】は、かつて新潟競馬場が関屋地区に在った事に由来するものです。
 そして前述の関屋分水路ですが、信濃川下流域の洪水対策として大河津分水路に次ぐ2つ目の分水路として着工し、昭和47年8月に通水します。昭和20年の航空写真を見ますと、旧新潟競馬場のすぐ西側に小さな河川のようなものが確認できますが、これは明治42年に坂井輪郷の排水を日本海へ流すために開削された【関屋掘割】と呼ばれる堀で、この「地図中心」に掲載されている明治44年の地図にも既に競馬場と共に載っているのが確認できます。関屋分水路はこの関屋掘割とほぼ同じルートで開削されており、関屋分水路通水によって関屋地区を始めとする信濃川下流域左岸地域は北側を日本海、東側を信濃川、南西側を関屋分水路で分断された地形へと変化した事により「島」の形状となった事から、これ以降【新潟島(にいがたじま)】と呼ばれるようになり今日に至ります。

 こんな風に、自分が生まれ育ち現在も暮らす地域の土地の遷り変りを見るというのは、歴史を学ぶうえでは一番身近で取っつき易いので、歴史好きなおじさんとしては歴史に興味を持つ少年少女諸君に是非ともお薦めしたい雑誌ですね(笑)。歴史が好きで尚且つ鉄道も好きな僕としては、新潟市内の鉄道路線網の変遷なんてテーマで悶々とするのも大変お薦めなんですが、これはまた次の機会に当ブログで取り上げてみたいと思います(笑)。


通称【新潟島】の様子。
画像左側に見える日本海へ一直線に注ぐ河川が関屋分水路。この分水路の通水によって信濃川左岸下流域の新潟市街地が『島』となっているのが分かります。
Posted at 2023/01/02 20:04:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | お勉強 | 趣味
2023年01月02日 イイね!

RX-78-2 ガンダム Ver.2.0【バンダイ マスターグレード】

RX-78-2 ガンダム Ver.2.0【バンダイ マスターグレード】 皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もスズキセル坊を宜しくお願い致します。

 さて、新年1発目のブログ更新も大晦日同様に通常運転でいきたいと思います。大晦日から元日にかけて製作していたバンダイのプラモデル【マスターグレード】、RX-78-2ガンダム Ver.2.0(S=1/100)です。
 このキット、購入して1年半ほど経っていますが、この正月休みに1つくらいガンプラを組立てたいと思っていましたので、久々にマスターグレードモデルに手を付けてみました。店頭でガンプラが品薄状態となっている今となっては、買っておいて正解だったキットでしたね。

 このガンダム Ver.2.0はいわゆる【アニメカラー仕様】の成型色で、ガンダムの顔や全体のプロポーションも、これまで作ってきたマスターグレードモデルの中でも一番アニメーションのイメージに近い感じで個人的には凄く好きですね。
 ただし…可動ギミックに拘り過ぎた影響なのか、ポージングを維持できないほどパーツの保持性が悪くて、ポーズを取らせようとするだけで肩や脚などが簡単に外れてしまうんですよねぇ…。素立ちのポーズすら難儀するほどですから、ハイパーバズーカやらガンダムハンマーやらビームジャベリンやらいっぱい装備が付属してるんですけど、とうとう撮影する気が失せてしまったので今回は素立ちで一通り撮影しただけになりました(笑)。
 いつもの如く、塗装などは一切しておらず素組みしただけですが、特に顔なんかは成型色の異なるパーツの組合わせだけでかなり細かい部分まで色分けが再現されていてなかなか素晴らしいんですよ。

 僕は本来、未製作のプラモデルを積んでおくのはあまり好まないんですけど、昨年(令和4年)はあまりガンプラを作れなかったので、今年はどんどん手を付けて積みプラを少しでも減らしていきたいと思っていますが、果たして幾つ作れるのか…。











Posted at 2023/01/02 10:48:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンダム | 趣味

プロフィール

「ブルービート【バンダイ SMP Kit makes pose(キメポーズ) 重甲ビーファイター】 http://cvw.jp/b/424833/47495376/
何シテル?   01/27 11:11
 スズキセル坊です。普段は低所得サラリーマン、自宅に戻れば世を忍ぶ仮の町内会長として「趣味が第一、その他は二の次」、「できるだけ広く、できるだけ深く」を人生の目...
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