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スズキセル坊のブログ一覧

2025年03月23日 イイね!

『吸血鬼ゴケミドロ』DVD

『吸血鬼ゴケミドロ』DVD 今日は大相撲春場所の千秋楽。優勝の行方は結局千秋楽まで持ち越す展開となりましたが、個人的には未だ賜杯を抱いていない髙安関に優勝させてあげたいですが、星が並ぶ大の里関も充分優勝の可能性がありますから、さてどうなりますやら。いつもは町内会の総会の日と千秋楽が被ってしまい、いつも春場所の千秋楽を観ることができないのですが、今年は観れるので良かったです♪
 なので地上波の中継が始まる3時までにはこのブログを書き終わるように頑張ります(笑)。

 …さて、本日ブログのネタに取り上げますのは12月か1月に新潟市内のレンタルビデオ店の閉店セールで格安で購入した昭和43年(1968年)8月公開の松竹製作の怪奇ホラー映画『吸血鬼ゴケミドロ』のDVDです。購入時に付いていたレンタル専用ケースから通常のDVDケースに移す際に、作品のイメージに合うようにちょうど手元にあった赤いケースに入れてみました。この作品の存在は20代の前半くらいに知ったんですけど、いつか観ようと思ってそれから20年ほど経ってしまいましたが、今回格安でDVDを入手する事ができてラッキーでした。
 本作公開の前年(昭和42年)に松竹では同社初となる特撮怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』を公開し、本作は『~ギララ』に続く松竹における特撮映画第2弾として松竹京都太秦撮影所が製作したものです。

 - 羽田空港から伊丹空港に向かう小型旅客機。旅客機が飛ぶ空は異様なほど赤く染まっており、空を飛ぶ鳥が次々に旅客機に衝突して死んでいくという恐ろしい怪現象が起きていた。管制塔から外国大使を暗殺したテロリストが旅客機に搭乗しており時限爆弾を飛行機に載せている可能性がある為、乗客の手荷物の確認を行い即時羽田空港に引き返すよう指示が入る。結局、テロリスト 寺岡博文(演 : 髙英男)に旅客機はハイジャックされてしまうが、その直後に旅客機は謎のオレンジ色の発光体と遭遇、衝突し制御不能となり山中に不時着する。
 不時着の衝撃に奇跡的に生き残ったのは副操縦士の杉坂英(演 : 吉田輝雄)、スチュワーデスの朝倉かずみ(演 : 佐藤友美)を含む10人だけであり、テロリストの寺岡もその一人で、寺岡はスチュワーデスの朝倉を人質に他の生存者を銃で脅して旅客機から逃走するが岩陰にオレンジ色に発光する円盤(宇宙船)を発見し、寺岡は朝倉を残したまま、まるで円盤に引き込まれるかのように円盤の中に入っていく。すると寺岡の額が縦に大きく裂けて、その中にアメーバ状の宇宙生物ゴケミドロが額の裂け目から寺岡の体内に侵入し寄生するのだった。ゴケミドロに寄生された寺岡は吸血鬼となり人血を求めて旅客機の生存者を次々に襲うのだった。
 救助もなく旅客機の生存者たちは忍び寄る吸血鬼からの脅威に怯えながら、やがて冷静さを失っていき「自分だけは助かりたい」という人間のエゴが出始め、緊迫した人間模様が描かれていく。物語の後半、ゴケミドロは寄生した人間の身体を利用して、自分たちの目的が地球侵略ならびに人類の絶滅であることを生存者たちに告げる。
 物語終盤、緊迫した恐怖の状況でも最後まで冷静さを失わなかった杉坂と朝倉は旅客機から脱出すると街を目指して下山するが、街で目にした人々は全て吸血されて死んでいる状態であった。杉坂たち二人は宇宙生物ゴケミドロによる地球侵攻が既に始まっていた事を知り、赤く染まった空を見上げて絶叫するのであった…。
 映画のラスト、宇宙の彼方からオレンジ色の光を放つ無数の円盤が地球目掛けて飛来する。青かった地球はやがて死の星と化し、その姿も茶色く変化するのだった。 -

 …といった具合に、救いようのない終わり方をする特撮を駆使した怪奇ホラー映画なんですよね。本作を知る人ってなかなかの映画ファンもしくは特撮ファンなのでしょうけど、特に映画冒頭の旅客機から見える異様なほど赤く染まっている空は、平成15年(2003年)の映画『KILL BILL』で監督のクエンティン・タランティーノがオマージュするなどの影響を与えていたり、根強いファンが一定数いる作品である事は間違いないですね。
 作品の見所としては、屋外(おそらくどこかの石切場)に実寸の旅客機のセットを作っているところや、ピー・プロダクションが手掛けたミニチュアによる旅客機の飛行シーンや墜落、不時着シーンなどが挙げられますが、何と言ってもテロリストの寺岡を演じた髙英男氏の何とも不気味で怪しい雰囲気がこの作品最大の魅力でしょうね。
 高英男(こう ひでお)氏は元々俳優ではなく本業はシャンソン歌手で、日本のシャンソン歌手の先駆けと呼ばれた方でした。高氏が劇中で着ている衣装は全て高氏が自前で揃えたもので、その顔立ちに縦に裂けた額の傷、白いスーツに白手袋という…ゴケミドロに寄生(憑依)されていなくても充分過ぎるほど怖い雰囲気が出てる寺岡のキャラクターが何とも素晴らしいですね。

 こういった作品って、今の映像技術で作ったらやっぱり映像的には素晴らしいのだけれども、この俳優じゃないと絶対に出せない雰囲気、この時代じゃないと絶対に出せない空気感っていうのがやっぱりあって、リメイクやリブートと呼ばれる作品が原作を超える事は絶対にないんだよなぁ。































Posted at 2025/03/23 14:32:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2025年03月22日 イイね!

ゴジラ(1971)【バンダイ ムービーモンスターシリーズ】

ゴジラ(1971)【バンダイ ムービーモンスターシリーズ】 本日発売のバンダイのソフビ人形『ムービーモンスターシリーズ』、ゴジラ(1971)です。自宅近所のジョーシンで購入しようと思ったのですが、開店の1時間以上前からガンプラ目当ての人たちが沢山店の前に並んでいたので、開店して少し経ってから店に行ったら見事にお目当てのゴジラが売り切れており、お陰でクルマで30分ほど掛けて別の店舗で買うハメになりました(汗)。まぁ…無事に買えたから良かったけど。

 …という訳でして、なんとこの令和の時代にゴジラ(1971)のソフビが発売となりましたよ。ゴジラ(1971)は昭和46年7月公開のゴジラシリーズ第11作『ゴジラ対ヘドラ』に登場するゴジラで、ファンの間では俗に【ヘドゴジ】と呼ばれているゴジラです。
 本作公開の前年(昭和45年)の1月に円谷英二特技監督が亡くなり、本作は円谷氏の没後初めてとなる新作ゴジラシリーズとなります。ちなみに前作『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』の公開は昭和44年(1969年)12月であり、円谷氏が亡くなった昭和45年(1970年)はゴジラシリーズの新作映画公開が無かったのでした。映画産業の斜陽化による深刻な営業不振の状況だった東宝は円谷監督が亡くなったのとほぼ同時に社内の「特殊技術課」を廃止しており、本作もそれまでのシリーズ作品よりも大幅に製作費が削減されています。
 そんななか、1970年代という新しい時代を迎え新たなゴジラシリーズを作ろうという意気込みで本作を監督した坂野義光氏は、当時大きな社会問題となっていた大気汚染や水質汚染といった公害問題を作品のテーマとして全面に押し出し、ゴジラと対戦する怪獣もヘドロの怪獣である【ヘドラ】としました。また、坂野監督は晩年まで本作の続編となる『ゴジラ対ヘドラⅡ』の製作に意欲を燃やしておられました。

 さて、そんなヘドゴジですが、着ぐるみ(スーツ)は昭和43年(1968年)公開の『怪獣総進撃』の【総進撃ゴジラ】の着ぐるみを流用しており、撮影時の損傷、経年劣化などによって細かなディテールが変化していますが、顔は確かに総進撃ゴジラに殆ど似ている感じですね。
 また、本作ではゴジラが口から吐く放射能熱線を推進力として後ろ向きに空を飛ぶ驚愕のシーンが登場しますが、こちらは『怪獣大戦争』のシェーゴジラを商品化した『ムービーモンスターシリーズ躍動(ポージング)』で、今後是非とも商品化して頂きたいですね(笑)。

 いやぁ…令和の時代にヘドゴジのソフビが発売されるとは思いもしませんでしたが、これで1970年代のゴジラでソフビ化されていないのは『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』に登場するゴジラ(1972)のみとなりましたので、これは何としてもバンダイにはゴジラ(1972)の発売を切にお願いしたいところですね。

























Posted at 2025/03/22 15:58:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2025年03月21日 イイね!

『釈迦』DVD

『釈迦』DVD 今日は平日ですが、発注者から「全体経費を削減したいので稼働を減らせ」と言われたので現場に出ないで内勤だけするんだったら、出勤するだけコストも掛かるし時間も無駄なので会社ぐるみで休む事にしました。何か事案が出ても発注者と元請で対処しろよ。電話には出てやるけど現場には行かないからな。…といった感じです(笑)。タダ働きするほどお人好しじゃないんで。
 …という訳で、急遽昨日から4連休となっています(笑)。

 そんな下らない事よりも先日観た映画の話をしましょう。正月に観ようと購入しておいたDVD、昭和36年(1961年)11月に公開された大映京都撮影所製作の映画『釈迦』です。
 この作品、前からずっと気になっていて観たかったんですよねぇ。釈迦を取り上げたという映画の題材よりも長時間の大作主義で巨額の予算で作られた作品、とりわけ大掛かりなセットと特撮技術を見たくて購入しました。そして本作は、国産映画としては初めて70㎜フィルムで上映された作品であり、キャストは大映専属俳優陣、歌舞伎界、新劇界と当時のオールスター総出演といった豪華顔ぶれで製作されているもの魅力です。

 物語としては釈迦(仏陀)の一生が誕生から入滅まで描かれていますが、シッダ太子が悟りを開いて仏陀となって以降の物語は、仏陀主体ではなく仏陀をとりまく人たちや仏陀に関する説話を基に様々な人間模様が描かれている構成で、悟りを開いて仏陀になったシッダ太子は顔すら映らず陰になって後光が差しているといった演出に終始しており、シッダ太子(仏陀)を演じた主演の本郷功次郎の顔が悟りを開いて以降は一切映らないといった思い切った演出が面白いですね。
 監督は大映京都撮影所で『座頭市』シリーズ、『眠狂四郎』シリーズなどの時代劇を数多く手掛け、特撮作品でも『大魔神』シリーズの第2作『大魔神怒る』を手掛けている三隈研次、音楽は『ゴジラ』をはじめとする東宝特撮映画で馴染みが深い伊福部昭が担当していますが、伊福部氏も三隅氏同様に『大魔神』シリーズに参加しており、【大魔神三部作】全ての音楽を担当しています。
 キャストも前述のとおり豪華で、主演のシッダ太子(仏陀)役に『ガメラ』シリーズや『大魔神』シリーズでもお馴染みの本郷功次郎、ダイバ・ダッタ役に『座頭市』シリーズでお馴染みの勝新太郎、クナラ王子役には『眠狂四郎』シリーズでお馴染みの市川雷蔵といった具合に当時の大映看板スターが惜しげもなく総出演しており、他にも川口浩、東野英治郎、中村鴈治郎、市川壽海、山本富士子、山田五十鈴、京マチ子、杉村春子、中村珠緒といったオールスターキャストでまさに社運を賭けた超大作といった様相です。

 そして、僕がかねてより観たかった大規模予算によって作られたオープンセットの大迫力。京都福知山の長田野演習場の敷地内の山を切り崩して2万㎡にもおよぶ広大なオープンセットを建設し、全高28mにもなるインドラ神像を中心に幅員10mの道路と全長60mの大橋などが40日ほど掛けて作られたそうで、映画終盤で神像や橋が破壊されるシーンは日本映画を観ているとは思えないスケールのデカさが実に素晴らしく、そこに神殿建設の人夫役として動員された1万5千人ものエキストラも加わって、まさに劇場映画でしか味わえない醍醐味を堪能することができます。
 また、前年(昭和35年)にピー・プロダクションを立ち上げた鷺巣富雄(うしおそうじ)も本作に参加しており、シッダ太子が誕生する場面で宮殿の庭に花が一斉に咲き広がるシーンでは鷺巣氏によるアニメーション合成が本当に見事なんですよ。完成試写で鷺巣氏の師でもある円谷英二氏が絶賛したというほどで、実写特撮とアニメーションの融合が見事に成されている作品でもあるんですね。

 本作の公開当時(1960年前後)になると、日本でもいよいよTVのカラー放送が始まり本格的なTV時代の到来を迎え、それまで【娯楽の王様】と呼ばれた映画業界は徐々に斜陽期を迎えていた頃であり、大映以外の他社はTVへの対抗策として二本立て興行を行うなどして活路を見出すべく試行錯誤していましたが、本作を製作した大映はワンマン経営で有名な当時の社長である永田雅一によって、他社とは異なり劇場映画にしかできないワイドスクリーン、長時間作品の一本立て興行で勝負するという、つまりは【大作主義】をといった方針をとった訳ですが、こうして歴史を振り返ると邦画でこれだけの巨額(当時の金額で5億または7億円とも言われています)を投入して豪華キャストで製作される景気の良い映画作品というのは、今の時代ではなかなか難しいでしょうし、この時代ならではの「これぞ劇場映画だ!」と言わんばかりの豪華さが只々素晴らしいです。
 背景も何もかもVFXで表現できる現代とはまた違った、日本映画の歴史と当時の映画人の心意気が詰まった1本と言えるのではないでしょうか。


大映マークの後に映画『釈迦』のタイトル(画像下)の前に、本作が70㎜フィルムで上映されている事を謳う【スーパーテクニラマ70方式】の表示が仰々しくて実に良いですな。


後に悟りを開き【仏陀】となる釈迦族の王子 シッダ太子(演 : 本郷功次郎)


シッダ太子の妃、ヤショダラーを演じるのはフィリピンの女優、チェリト・ソリス。


ダイバ・ダッタを演じるは大映の大スター、勝新太郎。
一人だけ顔が濃すぎて『テルマエ・ロマエ』っぽく見えて面白かったッスね(笑)。


出家し、菩提樹の下で6年におよぶ瞑想の行に入るシッダ太子。


シッダ太子は遂に悟りを開き【仏陀】となるのでした。


左 : クナラ王子(演 : 市川雷蔵)
右 : クナラ王子の妃 ウシャナ(演 : 山本富士子)
勝新太郎と並ぶ大映の二枚看板、市川雷蔵の醸し出す色気は最近の「イケメン」と言われるお兄ちゃん達には到底出せないであろう天性の色気じゃないですかね。こりゃファンも多かったでしょうなぁ。
そして、今回初めて山本富士子さんの出演作を観ましたけども、これまた息を呑むほどの美しさですね。昭和の映画女優の美しさは、まさに時代を超えたものです。


大映専属スター総出演!!
上 : アジャセ王(演 : 川口浩)
下 : アジャセ王の妃 オータミー(演 : 中村珠緒)


アジャセ王の母 イダイケ(演 : 杉村春子)
小津安二郎作品の常連としてもお馴染みの新劇出身の大女優ですね。こういった役者さんが作品に登場するだけで途端に画面がグッと引き締まりますね。


ダイバ・ダッタに神通力を授けるバラモン教の行者、シュラダ。(演 : 東野英治郎)
新劇出身の俳優さんは台詞が聞き取り易いですな。カーカッカ!


仏陀の説法を聞くために自らの髪の毛を切り落としてなけなしの油を買って火を灯す老婆のスミイ。(演 : 北林谷栄)
こちらも劇団民藝出身の新劇俳優、お若い頃から老婆役を幾多も演じてこられた「老婆を演じさせたらこの人」という女優さんですね。ちなみにこの当時49歳。
アニメ作品『となりのトトロ』のカンタのばあちゃん役でも有名な方ですね。


映画終盤に登場する神殿建設のシーン。
この大規模な建設シーンを1万5千人のエキストラを動員してオープンセットでやってしまうという…当時の映画人の意気込みを見せつけられるのでした。


映画の終盤、仏陀の怒りが奇跡を呼び大地震と地割れによってインドラ神像を始めとする建造物、建築物がことごとく破壊されるシーンでは、そのスケールのデカさに圧倒されます。特に画像下の橋の破壊なんかは実寸の橋を作って最後に見事に破壊される様を作品の中で見せてくれるという…今ではなかなか味わえないものですね。
Posted at 2025/03/21 14:30:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2025年03月20日 イイね!

ウルトラマン80 ダイナマイトボール【バンダイ ウルトラソフビシリーズ特撰】

ウルトラマン80 ダイナマイトボール【バンダイ ウルトラソフビシリーズ特撰】 3月15日発売のウルトラマンショップ限定商品『ウルトラソフビシリーズ特撰』ウルトラマン80 ダイナマイトボールです。ウルトラマンワールドM78オンラインショップで購入したものが昨日自宅に届きました。

 「ウルトラマン80 ダイナマイトボール…?なんじゃそりゃ⁇」っていう方が圧倒的に多くいらっしゃると思いますが(笑)、これはTV作品『ウルトラマン80』の第47話「魔のグローブ 落とし物にご用心!!」でウルトラマン80が紫外線怪獣グロブスクに対して使用した技であり、全50話の中でたった一度だけ使用した技です。
 少年が野球の試合で自分の守備エラーをグローブのせいにしてグローブを捨てるのですが、そこにオゾン層の破壊に伴って異常な線量の紫外線エネルギーが地表に降り注いだ事によって、その大量の紫外線エネルギーを浴びたグローブが怪獣化しグロブスクとなったという物語です。
 グローブが怪獣化したという事でウルトラマン80が自身の身体をボールのように丸めて高速回転しながらグロブスクに体当たりしていくというのがこのダイナマイトボールという技であり、このシーンの撮影のためだけに発泡スチロール製のプロップ(小道具)が製作されたのですが、実はこのプロップは現存しており、近年では『庵野秀明展』などの展覧会などで展示されているようです。でも僕が新潟で観た庵野秀明展では展示されてなかったなぁ…実に残念。
 そんなダイナマイトボールがまさかのソフビ化とあっては、是非とも購入したいという事でこの度オンラインショップで購入しちゃいました。まぁ…今年で放送開始から45年の節目を迎える『ウルトラマン80』ですし、『~80』はアナログ技術で製作された特撮作品としても非常に特撮技術のクオリティが高いと評判であり、あらためて評価されるべき作品の一つですね。

 ただ…『ウルトラソフビシリーズ特撰』と謳っておきながら、ソフビの背面はいつもの如く塗装が省略されているのは非常に残念ですねぇ。商品タグに自分たちでわざわざ ー とく・せん【特撰】: 特に丹念に作られること ー なんて、特撰という言葉の意味まで書いてるクセに背面の塗装をしないって、全然丹念に作ってないじゃんかよッ!!まぁ…ダイナマイトボールの造形そのものは円谷プロの造形部門が監修しているだけあって、この体育座りみたいな独特の格好が実に素晴らしく再現されていて最高ですけどね(笑)。
 背面はとりあえず「水性ホビーカラー」のシルバーを筆を使って塗りましたけど、後でもう少し綺麗に塗り直そうかと思っています。








塗装前(左)と塗装後(右)


塗装前(左)と塗装後(右)


塗装前(左)と塗装後(右)






ダイナマイトボール。
身体を丸めて高速回転しながら相手(グロブスク)に体当たりします。




これをソフビで商品化しちゃうってのが如何にも今の時代ですな。








紫外線怪獣グロブスク


戦いが終わり朝日が昇る。印象的で美しいカットです。
Posted at 2025/03/20 12:13:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味
2025年03月16日 イイね!

究極アルティメットルミナス 科学特捜隊日本支部基地

究極アルティメットルミナス 科学特捜隊日本支部基地 プレミアムバンダイで購入した『究極アルティメットルミナス 科学特捜隊日本支部基地』です。昨年注文したものが一昨日自宅に届きました。

 『光る』と『鳴る』のギミックを盛り込んだ『究極アルティメットルミナス』として、とうとう科特隊基地なんぞが商品化されちゃいましたね(笑)。
 今回の科特隊基地、造形クオリティ的にはそこまで細部に拘った作りになっている訳ではなく、そこそこデフォルメされていますね。むしろこの商品のウリは科特隊基地の窓が光る部分と、3つのボタンをそれぞれ押すことで「科特隊のテーマ」やウルトラマンの声(数種類)やカラータイマーの音が流れる『光る』、『鳴る』のギミックなんですよね。そして、今回の商品には科特隊基地に加えてアルティメットルミナスのウルトラマン(Cタイプ)赤カラータイマーver.が付属しています。
 正直申し上げると今回の商品、僕は科特隊基地には殆ど興味が無くてですね、赤カラータイマーver.のウルトラマンがお目当てだったんですよね(笑)。実際、届いた科特隊基地を見ると飾るにも中途半端な造形クオリティだし、音声ギミックだってウルトラマンの声とかカラータイマーの音なんかよりも科特隊に関連する音声、例えばジェットビートルの離陸時のジェット噴射の音とかを収録したら良いだろうし、可動ギミックなんかも盛り込んでジェットビートルが発射台にせり出てくるところとか、小型ビートル(三角ビートル)の発射台開閉ギミックを盛り込むとか、考えれば色々できただろうに…と思わせる実に勿体ない商品ですね。最近のバンダイの商品企画、開発力の弱さは目に余る感じです。

 まぁ…それでも自分の手元にせっかく科特隊基地やらウルトラマンやらゼットンやらあるので、有名なスチール写真を再現してみたりしましたよ(笑)。ちなみにスチール写真のウルトラマンのカラータイマーの色は青色なので、赤カラータイマーver.のウルトラマンは出番がありませんけどね(笑)。


本商品のセット内容がこちら。
ウルトラマンのいわゆる【黒目】と呼ばれる部分が相変わらずカマキリの目みたいでしたので、黒目を消して自分でスミ入れペンで入れ直しました。(下のウルトラマン単体の画像)


窓の光りが今一つ目立たないのも残念。部屋の照明を消して見るとちょうど良いくらいです。この『光る』と『鳴る』ギミックで単三電池3本も必要になります。今の時代、せめて単四電池2本くらいにしてほしいですねぇ。


実際の科特隊基地(のミニチュアセット)と比較すると、結構デフォルメされているのが分かりますね。


科特隊基地をバックにウルトラマンとゼットンが写る有名なスチール写真を再現。


ウルトラマン(Cタイプ)赤カラータイマーver.











Posted at 2025/03/16 22:31:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特撮関係 | 趣味

プロフィール

「ブルービート【バンダイ SMP Kit makes pose(キメポーズ) 重甲ビーファイター】 http://cvw.jp/b/424833/47495376/
何シテル?   01/27 11:11
 スズキセル坊です。普段は低所得サラリーマン、自宅に戻れば世を忍ぶ仮の町内会長として「趣味が第一、その他は二の次」、「できるだけ広く、できるだけ深く」を人生の目...
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