
6月30日発売のバンダイキャンディ事業部の食玩『超動aウルトラマン12』のウルトラマンジョーニアスです。同シリーズのウルトラマン80と一緒に購入しました。
ウルトラマンジョーニアスは、昭和54年(1979年)4月~昭和55年(1980年)3月まで全50話が放映された『ザ☆ウルトラマン』に登場するウルトラマンであり、同作品はウルトラシリーズとしては初となるアニメーション作品として製作されました。番組製作自体は円谷プロダクションですが、同プロダクションはアニメーションの製作技術を持っていませんので、日本サンライズ(現 : サンライズ)に作品製作を委託する形で製作されました。同作品には富野喜幸氏(現 : 富野由悠季)や板野一郎氏などのアニメーターも参加しており、メカニックデザインには大河原邦男氏や河森正治氏といった面々が作品に参加していました。
ジョーニアスは【ウルトラの星U40】からやって来たウルトラヒューマノイドで、地球人で科学警備隊の隊員であるヒカリ超一郎と一体化しています。活動時間は約4分とされ、活動時間の経過により胸の【スターシンボル】と呼ばれるカラータイマーが青(緑)→黄→赤→赤の点滅へと変化していきます。ジョーニアスの声は俳優としても活躍している伊武雅刀氏が担当しており、ジョーニアスに変身するヒカリ超一郎は声優の富山敬氏が担当しました。
ジョーニアスの特徴としては、アニメーション作品という事でこれまでの実写作品の歴代ウルトラマンとは異なり、身体の銀色で表現されてきた部分は白色で表現されていますし、スターシンボルと呼ばれるカラータイマーの形状もそれまでの半球型のものとは異なる特徴的なものとなっています。『ザ☆ウルトラマン』の放送中や放送終了後には実写作品(映画など)で他のウルトラマンたちと共演する事も何度かあり、その都度幾つか着ぐるみ(スーツ)が製作されてきました。以前は身体の白色の部分を銀色で表現されて着ぐるみが製作されていましたが、近年の製作された着ぐるみは原作とも言えるアニメ作品のジョーニアスにイメージに近い白色で表現されていますね。着ぐるみ自体の素材も以前は他のウルトラマンと同様にウエットスーツ素材で製作されていましたが、近年はウルトラマングレートやウルトラマンゼアスのような繊維製の素材が使用されています。
これで『超動aウルトラマン』シリーズではウルトラ6兄妹、レオ、アストラ、ジョーニアス、エイティと、昭和のウルトラシリーズに登場したウルトラマンを全て集める事ができましたので、これで値上がりで高くなり過ぎた食玩を今後買う事もないんじゃないかな(笑)?
それよりも…そのうち『ザ☆ウルトラマン』のDVDBOXも買い揃えなきゃなぁ…。

右 : 塗装後
左 : 塗装前

右 : 塗装後
左 : 塗装前

プラニウム光線(Aタイプ)
右手に球状のエネルギーを溜めて相手に投げつけるように放ちます。

プラニウム光線(Bタイプ)
セブンのワイドショットやエースのメタリウム光線のように両腕をL字に組んで右腕から光線を放ちます。

映画『ウルトラマン怪獣大決戦』に登場したジョーニアス実写版。

webドラマ『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場したジョーニアス実写版。
身体の色やプロポーションもアニメ版のジョーニアスに近いものとなっています。
Posted at 2025/08/09 11:37:56 | |
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