お徳用バウムクーヘンを大人買いして幸せだった3月。
毎日バウムクーヘン食べられる夢のような日々。
そして分かった。
何事もほどほどが良い。
2023.12.29
小倉駅近くで朝を迎え、駅前を散策します。
植え込みに手榴弾が隠されてるとかロッカーにはRPGが収納されてるとか
物騒この上ない戦場都市ですが、早朝は私と同じようにイッヌの散歩をしている人やランニングしている人がいるくらいで静かなもんです。
まぁヤツラのポッケの中には大陸製トカレフが突っ込まれているのは周知の事実です。
知らんけど。
埠頭に来ると工場夜景と釣り人が数組おった。
海っぺりに来ると必ず居るよな、釣り人。
自分も釣りは友人に誘われて何回かしたけど、性に合わなくてハマる事はなかった。
遠い昔に諏訪湖でしたワカサギ釣りは楽しかったけど、あのエサを付ける作業がね…。
針にウジ虫みたいなの刺していくのが、無理。
魚は食うだけでヨシ。
軍艦堤防なのです。
旧海軍の駆逐艦を防波堤として沈めてあります。
写真のは「柳」です。
手前には「涼月」と「冬月」も埋没しているそうだ。
沖縄海上特攻の生存艦がこの足元に…と思うと、
思って艦影どんなだったか検索するとこんなんばっかで。
今の平和な日本があるのはあなた達のお陰と手を合わせるばかり。
尊い、いと尊い。
そういえば、気温が高い暖冬でしたが一応年末だしスタッドレスで来ています。
しかしドライが得意(凍結はほどほど)なミシュランにしたので、九州をギュンギュン走るぞい。
と、勢い良く次の目的地に向かっていたら何やら物々しい現場に出くわしたのです。
交差点の妙な位置で軽バンが止められて捜査車両っぽい刑事さんに詰められてるっす。
小倉だし…武器かな?おク〇リかな?
早朝から小倉みを感じた。
こんなに大きな掩体壕を見たのは初めてだ。
一式陸攻とか銀河、月光のような双発機が収まるサイズなんじゃと。
当時は近くにある築城基地まで誘導路が続いていて使用されていたそうです。
当然本土攻撃の際にも目標にされていて機銃掃射の跡やらが残っています。
なっちゃんの立っている周辺のコンクリは爆弾投下で出来た穴跡を再現しているらしい。
デラ恐ろしや。
私のバクダンも凄いぞ。
香りとか。
掩体壕の隣にあった保管車群にハァハァしつつ現場を後にした。
初代レガシィとかダンガンとかシティにカローラⅡが無造作に置いてあって。
ここだけ1990年くらいで時が止まってるんかいな。
今回の九州旅行は、右半分を時計回りとゆう予定です。
ですので福岡の次は大分。
海寄りの国道10号をゆるゆると下り、大分に入った辺りで内陸方面へは入ります。
何となく見覚えがある風景…と思ったら7年前にも通った場所だった。
「青の洞門」
後ろの断崖に手彫りのトンネルがあってクッキーと歩いたな。
懐かしい。
そう言えば当時、ご当地バーガー食べ損ねて次回に来た時に!って涙を呑んだんだっけ。
代わりに食べたご当地豚さんのカツ丼が美味かったんだよな~
今回もドッチか食べて行こう、そうしよう。
時の流れは残酷。
思い出の場所が廃墟になっていると悲しくなる。
コロナ閉業とかなのかな。
今度行こう、次に行こうと思っていた食堂とかがいざ行こうとすると閉業している事が増えた気がする。
小さい個人の食堂とかは高齢化で閉めてしまうパターンもあるし、
大切なのは思い立ったらスグに行けって事だ。
いつまでもあると思うな親と食堂。
大分の山坂道を堪能しつつ更に内陸部へと入って行きます。
九州ってクネクネとした山道が多くて走りがいがあります。
前回2回はインテRでしたが、今回はパワーがある分だけ安楽さが高いです。
が、必然的にペースが速くなってしまうので取り締まりに気を使ってプラスマイナスゼロ。
玖珠町の豊後森機関庫公園に来た。
のんびり汽車の旅もえぇな。
とは言え、電車旅ってちょっと抵抗感があります。
他の乗客の動きとかが気になって落ち着かんとゆうか。
あと匂いで酔う。
キツイ香水とかポマード臭とか、もはやテロだろテロ。
転車台とか機関庫が間近で眺められるのは良い。
廃墟とかそうゆうのには食種は動かないのだけれども、廃線跡とか廃道とか交通系のノスタルジーにはロマンを感じずにはいられない。
それにしてもSLは無骨でカッコえぇ中にもセクシーさがあって最高だ。
なっちゃんも見惚れとる。
この29612号は「きゅーろく」と呼ばれて親しまれていたそうです。
本日引退した人吉の「はちろく」といい、日本人て無機物に愛称付けたりするの好きだな。
寺とか神社にも正式名称以外にも土地の人が付けた呼び名みたいなのあるし。
そうゆうのが艦やら航空機やら果ては温泉まで擬人化してしまう文化に繋がっているんやろか。
そのうちに駅まで擬人化するようになったりしてな。
→
なってた
九州の高原道路と言えば阿蘇が有名だけど、自分は九重連山周辺の道路が好きです。
景色も多様だし道路もゆったりした感じから峠感ある所もあって走りごたえあって満足できます。
「ポカポカして眠いんじゃー」
年末とは思えない気温で過ごしやすいのです。
結果論になるけど、夏タイヤで来れば良かったわい。
グイグイ走って景色見てなっちゃんと散歩しまくって、少し疲れて来たので一風呂浴びてやろうかと。
ここは大分。
温泉で困る事は無いのです。
7年前に入った風呂にまた入る事にした。
新しい所も良いのだけれども、「また来たいな」って思った所を入るのも良い。
食堂の時も書いたけど、「また」が叶わない現実を何回も経験してきたしな。
ココの湯は山の中で静かに疲れて落ち着けます。
湯も少しピリっとしながらサラサラで気持ち良い。
もう、ココでご飯食べて泊まりたい。
と思いながら車を走らせていると、景色良いし運転楽しいし、もう少し大分を楽しんでから宿泊地に向かおうとゆう事にした。
ほど近くに気になっていた城跡があったので寄り道します。
岡城跡。
知っている人は知っている、有名な唄の場所。
規模の大きさにも驚いたけど、眺望の雄大さにも感動しました。
確かにここに月が出たら素晴らしい情景だろう。
「荒城の月」を作曲した滝廉太郎。
少年時代に遊んだ岡城を思いながら曲を作ったのだろう。
自分が残っている少年時代の遊び場は…住んでいた公営団地の前にあった公園かな。
何となく犬か猫の糞の香りがする砂場、絶妙な位置に滑り台があってそこを2塁ベースにしてした野球、何故か隣に下水処理場があって1塁側にファールすると悲惨な事になるボール。
濡れたトイレットペーパーの山みたいなのがあるんだぜ。
住宅地の真ん中に、どうゆう事だってばよ。
当時はそんなもんかと思っていたけど、今考えるとひでぇ。
もし自分がそれを思いながら作曲出来たら…シャウトしまくりのデスメタルになりそうだわい。
ほんと、素晴らしい所だった。
風呂上がりだったので軽く見て終わりにしようかと思っていましたが、
隅々まで散策してすっかり身体が冷えました。
なっちゃんもさぞお疲れに、
入口の階段で「抱っこして」と言われたので最初から最後までオンブですわ。
このスタイルは落ち着くみたいでピクリともせんのよ。
多分、寝てる。
陽も暮れて来たので城から降りた。
下から見ても雄大です。
断崖絶壁に囲まれているので高所恐怖症な方は厳しいかもしれん。
さぁ、夕ご飯はホルモン焼きです。
山の中にある小さいお店ですが、評価も高く期待に胸膨らませながらインプレッサを駐車場へ入れ、
あれ?まだやってない?電話してみるか。
「ごめんなさい、今日もう予約で埋まってるんですよ~」
年末、あるある。
でも大丈夫
街まで出ればチェーン店あるもん
悔しくて豪華盛りにしたけど、心が乱れているのかブレブレだった。
まぁ、えぇわい。
明日の夕飯は豪華にする(フラグ
なにはともあれ。
お腹もふくれたので臼杵でご就寝。
熟睡。
(夜中に1度ポリスメンに起こされたが)
2日目:240㎞