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2010年03月01日

VG45 センチュリー故障&不調顛末記

~故障&不調顛末記~ 過去のHP掲載記事の転載です。
トヨタセンチュリー1990年式 E-VG45型
<時系列に記載しています>
    
98年12月で8歳の誕生日を迎え、長時間駐車でオートレベラー(自動車高調整)のエアが抜けるという持病がり、
99/8ついにリアアブソーバを交換¥52200/本で工賃入れて約14万円!! 目ん玉が飛び出ました。

・エアコン故障(01/04)
 12検を前にして、冷房が効かなくなった。A/C GASの警告がついたのでガス欠と思い、ちょうど点検の時期だったため修理にだした。他には異常はなかったので点検自体は安くあがったが、ガス欠については以前のクラウン同様ばらして直すよりガスを補充して一夏持たせる方がいいだろうととりあえずガスを補充した。
 翌日出勤して1泊の仕事を終え、帰路につくと途中で早くも「A/C GAS」が点灯。一夏どころか三日と持たなかった。4月とはいえ黒塗り車は暑く、非冷房ではたまらない。早速工場へ逆戻り。
 漏れ箇所を捜したところ、リヤクーラーが原因と判明。リヤエバボレータ(¥19200)、リヤエキスパンションバルブ(¥3480)、リキッドタンク(¥4200)など交換してさらにガスチャージ(¥2500*7)をして合計約9万円也
 復帰後は順調。さすがに冷房では直さないわけにはいかない。

・A/T不調(01/05)
 昨年(00年)8月頃初めて「ECT」の警告がついた。時々発進が2速になっている模様。始動直後はよいが発進停止を繰り返すとこうなる。バックした後は特におきやすい。ATFを交換するも効果無し。
それでも不具合は時々なので点検時までだましだまし乗ってきた。
 だんだん頻繁になってきたので点検時に事情説明するとミッション交換になるとのこと。リビルト(再生)品でも工賃込みで25-30万といわれ大いにびびる。
 いつもの工場(まちの整備工場)の他、トヨタのディーラー(トヨタ店)にもきいてみるが、センサー異常で済む可能性もあるがおそらくミッション交換となるといわれる。工場も混んでいてあまりやる気がなさそうなのと代車が出払っているので着手せず。
 来年の車検まで乗って買い替えも検討したが、新型センチュリーなど4月時点で変な色で走行多い9年ものでも300万円台後半と現状ではとても手が出ない。傲慢であるが他のふつうの国産車はあまり欲しいものがない。左ハンドルは乗りにくい。
 結局、
    ・ミッション交換して→来年の車検を実施→当分乗る
    ・このままにしておいて→車検切れで廃車→代替車登場
の選択肢しかない。上記のエアコン問題もあり、予算的に厳しく、とりあえずA/Tは保留とした。
 その後1ヶ月ほどして急に思い立ち、別のトヨタ店に出向く。ちょうど警告がついていたのでサービス窓口氏にこれを見せると、「ちょっとくるまお借りします」といってピットに持っていってしまった。買う気もないソアラやセルシオのカタログなどもらって眺めているとサービス氏が戻ってきて、診断の結果「ソレノイド」が悪いと出ているという。そんな診断があっという間に出来るらしい。ドラえもんの"お医者カバン"のようなものがあるのだろうか?? 「ソレノイド」なるものを替えれば直るかも知れない、たぶんミッションを降ろさずとも脱着可能だろうとのこと。部品は2-3日で来るが代車が今無いということで、勤務とあわせて日程を決める。
 勤務の日取りを間違え、一日早く行ったら部品は明日来るという。さすがトヨタ!! こんなところでもジャストインタイムかと驚く。とりあえず車は預け、代車のキャバリエ(セダン)を借りて帰る。
 2日後作業完了。

 トランスミッション ソレノイドASS'Y (¥8700)、ATF 3.5L(¥2800)と工賃で計約2万円也。2万円がこれほど安く感じられたことは未だかつて無い(笑)。
 出場後一日約50キロ乗ってみたがとりあえず具合はよい。
 これで直ってくれたのならまるごと交換とくらべ、費用が1/10以下で済んだことになる。(編者註:これはその後廃車するまで順調でした。)
 
(番外編)代車キャバリエの報告
スイッチが変。電動窓のスイッチは運転席と助士席のあいだにある。前照灯のスイッチはひねりが逆。ハザードのスイッチを押すと引っ込むのではなく出っ張る(on/offが反対)。
サイズが小さいので中は狭い。小さいのだが運転していて四隅がわかりにくい。
2.4リッターエンジンなので走りは充分。音は結構する。
あまり売れていそうもないのがわかるような気がした。
乗り易さではいつもの工場で借りるかなり古いチェイサーの方がよいと思った。
なかなか乗れない車に乗れたのは貴重な経験であった。

・EHC(ハイトコントロール)故障顛末記(01/12)
 ハイトコントロールとはエアによる車高調整機能のこと。荷物や乗車人員によって尻下がりになって走る姿がかっこわるいので、調整するというもの。いわゆる「エアサス」とは似て非なるもの(のはず)だが、リアのみのエアサスといった方がかっこいいのでそのように聞かれたらいちいち訂正はしていない。
 以前(99/8)EHCの警告が点滅し、アブソーバのエア漏れということで14万円かけてリア二本交換したのだが、今回また警告がつくようになり、走行中にもエアがあがらなくなってしまった。
 ECTの時に世話になったディーラーに持っていって事情を説明する。センサー異常で済めばよいが、センサーが何ともなければコンプレッサかアブソーバだろうという。車齢もそこそこだし車検も来春控えているのであまり巨額の投資はしたくないがこの状態では売りたくとも売れはしない。覚悟を決めて預けることとなった。
 センサー異常であるよう祈っていたが、残念ながらセンサーは大丈夫であった。コンプレッサとドライヤーの交換となり、12-3万かかるとのこと。センサーだけなら4万程度で済むらしい。もう後には引けないので「お願いします」というより他はない。
 天下のトヨタ自動車にも在庫がなく、メーカー発注になってしまったので一週間待たされた。代車はキャバリエでなくカルディナのワゴン。生意気にもCDプレーヤがついていて自家製CD-Rも迷わず演奏できたのはちょっと悔しい。貨客車かとばかにしていたが結構いいグレードなのかもしれない。2000ccだし(笑)。
 部品も揃い無事出場。エア下がりのまま走っていたのでひょっとしたらアブソーバまで壊してしまったかとひやひやしたが、なんとかコンプレッサまでで済んだ。
  ハイトコントロールコンプレッサ SUB Ass’y ¥60,800+工賃¥8,000、ハイトコントロールドライヤAss’y ¥48,000でしめて¥122,640也
 街角でリアが下がって駐車しているセンチュリーはEHCが不調ということである。エンジンをかければすぐ上がるならよいが、走行中にも下がるようなら即入院すべしである。手遅れになると20万ではきかなくなるかも、、。
 しかしながら、エアサスやエアブレーキもなく、ただ車高調整のためだけに存在するこのシステム、贅沢この上ないといえよう。

・全検出場(02/04)
 上記の通り、EHCなど大きな修理をしてしまったので、車検に入れるほか選択の余地はなかった。
 オーディオが突然ならなくなるという持病(たぶんアンプだろう)があるが、それは伏せてとりあえず問題はないとして工場入場させた。その前にタイヤを交換したっけね。タイヤも選択の余地なく、レグノ205-70-14である。アルミホイルになる前のタイプなのでこのタイヤサイズになる。四本交換¥59,220也。
 車検関係は、ファンベルト・パワステベルト・クーラーベルトを替え、アイドラアーム(って何?)を交換(部品代¥8,200)した程度ですんだ。タイミングベルトはチェーンなので対象外。ベルトを替えたら少し静かになったような気がする。

「続?」EHC(ハイトコントロール)故障顛末記(02/05)
 全検出場したのはよかったが、その後またEHCのランプが点灯。時々点滅。PomuさんのHPによるとこれは3分間点滅するのだそうだ。確かに3分で点滅から点灯に変わる。以前の故障の時は点滅したままだった。長時間駐車でも車高(後)が下がらないのでエア漏れではないにしても、ランプがついているということはコンプレッサが回りっぱなしなのかも知れない。いくら替えたばかりでも元々常時動いているはずのものではないので、酷使すればまた壊れる可能性がある。しばらく放っておいたがコンプレッサ自体のクレームだとすると早く申告した方がよいと思いディーラーに入れた。
 原因究明に結構手間がかかったが、リレーが壊れているとのこと。センサーが感知をするとコンプレッサを回せという信号が発せられ、この時点でランプ点灯、リレーを介してコンプレッサに電流が行きエアを送るという手順なのだが、リレーから先に行かずに結果車高が上がりも下がりもしていないということである。リレー¥3690工賃¥2000でしめて¥6000弱。リレー交換自体は大したことがないのだが、原因究明にたいそう時間がかかったのでこれを入れれば¥2000は安いのかも知れない。
 モニタランプがコンプレッサ作動時に点灯するのかと思ったが、そうではなかった。コンプレッサ作動のモニタなりエアゲージなりか、ECT等のように自己診断表示がでてくれるとありがたい。

・パワステオイル漏れ(02/08)
 ある時エンジンルームを見ると右前のサスペンション附近が濡れていた。どうやらオイル漏れらしい。ショックアブソーバーか何かだったら大変だと早速修理に出す。パワステのオイルが漏れていてホース交換となるが、何と部品在庫なし!!
とりあえず発注した上で、オイル補充して漏れ漏れで過ごす。ホースが高く、部品代だけで¥16,800もする。ガスケットとオイル補充、オイルぶちまけたのでエンジンルーム洗浄で約3万円なり。

・オーディオ不調(02/09)
 パワステホース交換時にオーディオ修理も依頼する。以前から時々音が出なくなるという症状が出ていたが、最近だめなときの方が多くなり、ラジオもテープもCDも全滅になる。深夜に走ることも多く、ラジオも鳴らなければ眠くて危険である。
ディーラーでもセンチュリー(のオーディオ)はやったことがないらしく、電気屋さん経由でメーカーまで行ったかもしれない。原因はアンプ(別体)の半田付け不良というぎゃふんな内容(笑)。「こりゃ!! 作業者出てこい!! お前金払え!!」って感じである。まあ12年目なのでそうも言えないが、、、。その他オーディオ本体もベルト交換やSW(内部?)交換と清掃などをして脱着工賃込みで約2万6千円。最近金額の大きいものをやっているのでこの程度では驚かなくなってしまった。実はCDにも不具合があり、本格的に直すとさらにかかるらしいのでこれはやめにして、安い方法で直している。CDは別のチェンジャーで聴いているので実際あまり使っていない。
 出てきたのを見てびっくり!! CDと本体が上下逆で出てきてしまった。本来はCDが上側のはずである。

・12検出場(03/04)
 特にこの時点では大きな問題なし。Fディスクパット交換(部品代¥8200)、オイル漏れ有り、エレメントブラケットパッキン・クランクシール交換(部品代は数百円)、ラジエター水・ドレンコック交換、クーラント注入、合計約¥48,000

・リヤカーテン交換(03/08)
 以前よりカーテンのコマ(プラ製)が所々折れてしまっていて、糸で縫ってつなげてみたりクリップで留めたりしていたが、見苦しくなったので思い切って交換することにした。生産終了になっていないかと心配したがまだ生きていた。左右別々の設定で各¥15,100と結構な値段。取り替え作業もけっこう面倒らしくて工賃も各¥1,600する。交換作業中にレール側の受け部、それも一番動くコマを割ってしまい、悪いことにこのコマだけでは部品設定が無く、やむをえず接着することになってしまった。枠を外して預けたのでしばらくカーテン無し生活になった。出来たのを見ると接着剤だかパテだかわからないがしっかり盛ってあるのでかえって強化対策になったのかも知れない。聞いた話によるとしばらく前にもセンチュリーのカーテン交換をやったらしく、やはりコマが折れたのが原因らしい。電動なので引っかかってもぐいぐい引っ張ってしまうためパキッとくるのだろうが、強度不足は否めない。材質を変えるか形状をもう少し太くなり厚くなりすべきである。まあ10年以上たっているので仕方ないともいえるが、すぐに起きるトラブルでないと設計にフィードバックされにくいだろう。最近の車は強化されているのだろうかね?

・オルタネータ故障(03/09)
 走行中、チャージランプと排気温ランプが点灯した。オークションで入手したばかりの取説によると両方点くときは充電系統の異常らしい。EHCへの給電が止まりシャコタン状態に。既に暗くなっていたので翌朝ディーラーに持ち込むことにする。バッテリは99/9交換したものですでに4年経過している。バッテリだけでディーラーまであと10キロほど走らねばならない。心配したがなんとかたどり着いた。オルタネータを取り外して電機屋さんに出すらしいが、3~4日かかるとのこと。代車が無くバスで帰宅。結果、オルタネータ脱着・修理(リンク品)とバッテリ充電で約62,000円なり。PomuさんのHPによると持ち込み方によりだいぶ安くなるらしい。10万キロ突破したら自主的にブラシとベアリング交換しておくのが望ましいと言えよう。ちなみに当該車は12年9ヶ月・12万2000キロ走行している。

・全検出場(04/04)
 今回は特に大きな問題はなし。バッテリはそろそろと思われる。出場後カーテンのコマがまた折れ、接着とした。平成2年度登録車なので本年より自動車税が重課となり、¥73,100と約10%上がった。「環境への負担が大きい自動車」に認定されてしまった!!

・その後のメンテナンス(04/9~05/01)
 バッテリはディーラーで格安のモノがあったので交換(ACデルコ社¥11,700)。Pomuさんの掲示板でエアコンのフィルタの話題が出て、その存在をはじめて知った。クリーンエアフィルタサブASS'Y ¥3,150+クリップ4ヶ¥292+工賃¥3360=¥6,802ナリ。おそらく新製以来フィルタ交換しておらず真っ黒黒介状態であった。外気の状態での風の入りが断然よくなった。
 かねてからハンドルをいっぱいに切ると「ゴキ」という音がしていたが、これは「ナックルストッパカバー」というものが取れて無くなっていたことによる。2ヶで¥588+工賃¥462で計¥1,050。

・12検出場(05/04)
 工場入場回送中に助士席の窓が開きかけて止まってしまった。モーターとレギュレータ交換で¥31,300+工賃¥10,000。ところが出場時運転席側からの窓とドアロックが効かなくなり(助士席単独は動く)、ディーラーでチェックしてもらう。コネクタの差し直しで解決というぎゃふんな内容。

・その後のメンテナンス(05/04~06/04)
 タイヤ交換。指定タイヤレグノ205/70-14がすでに生産されておらず、罰として(笑)BSはやめて、ミシュランXM1にする。工賃、廃棄料込み¥52,610。レグノよりちょっと安い。ウォッシャレベルウォーニングスイッチ(ウォッシャ液のセンサー)¥2,929+¥工賃1,050。リヤパンパーの当てゴムを変えようかと思ったが、¥15,855+工賃¥8,400とのことでパンパー脱着の必要あり、ちょっと躊躇して着手せず。ちなみにパンパー本体は5万位かと思ったら、¥99,540ととんでもなく高いです!! 誰か(停車中に)ぶつかってこないかなぁと不謹慎なことを考えてしまいました!!

全検出場(06/04)
 サーモスタット交換、ラジエターキャップ交換など。リサイクル料¥12,800含みだいたい15万円

・全検出場(08/04)
 いよいよ置き換えかとのうごきもありましたが、とりあえず全検入れました。ベルト類交換などにとどまり12万円程度。
 
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Posted at 2010/03/01 17:07:51

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