作詞 / 小山 薫堂(こやま くんどう) 放送作家、くまモンの発案者だとか!!
作曲 / youth case(ゆーすけーす)「幼なじみ二人による楽曲制作ユニット。2005年8月結成。曲作り、言葉選び、トラック制作まで全て共同作業というスタイルで活動中」なんでそうです。
編曲 / 桜田 直子(さくらだ なおこ)合唱の世界では有名な方のようです。
「(Nコン3013HPより)2010年の「第61回NHK紅白歌合戦」のために制作され、アイドルグループ「嵐」が出場歌手とともに歌った曲。翌年の「第62回NHK紅白歌合戦」でも歌われました。ふるさとを大切に思うことで、自分を育ててくれる人々や自然を尊ぶ気持ちが高まっていくスケールの大きいバラードです。
今回、Nコン課題曲として歌詞が新たに書き下ろされ、さらに同声2部に編曲されて「ふるさと」Nコン版が誕生します。」
とあります。誤解がありそうですが、震災復興便乗ソングではありません。はからずもそんな感じになっちゃいましたけど。
これが今年の小学校の部の課題曲であります。今回は事前に課題曲が知らされていましたので初演で初めて出会ったわけではないって人も多いでしょう。ま、嵐のは一旦忘れましょう(笑)。
このところ忙しかったりいろいろタイミングを逃して、楽譜をすぐに手に入れた割には見てないんですが、パートに関係なく主旋律を交代で歌うのと結構高いところもあるのが特徴です。ブレス前のパワーダウンやブレス後の不揃いが気になりそうです。声量を維持しながら息を大事に吐いて長く声を保つ訓練が必要な気がしました。
NHKの初演を聴いた感じでは一昨年の「ぼくらは仲間」のようにすんなりなじむのですが、細部を追究すると結構クセモノかも知れません。イジりたいのをぐっとこらえて堅くまとめたほうがいいのかな??
さて、「ふるさと」ということで、きっとふるさとをイメージした絵を描いてみたりしてイメージ作りをするかも知れませんが、私が思うに、そういう地理的なものというよりは、自分の根源とでも言いますか、何かを判断するときの心の拠り所になっているもの、という気がしました。
♪進む道も夢の地図も すべては心の中にある♪って歌詞にありましたね。
それは生育環境・経験や教養みたいなものをエネルギー源として徐々に構築されるもので、きっとこの課題曲を歌うこどもたちがあと10年くらいかけてそれぞれみなさんのふるさとをつくっていくものなのかなぁと思いました。
まぁそこまで小学生向けにはちょっとナンですかな・・・と思っていましたら・・・。
Nコンマガジン スーパー合唱教室って教育テレビの10分番組がありまして、そこで「この曲のどこが好き?」という質問に答えたのがコレ!!
恐れ入りました!!!
それでは初演の歌唱をどうぞ!!
毎度のことですが、これが夏までに各校練りに練っていろんなふうに出てきます。
YTはすぐ消される恐れがありますが、Nコンのサイトに課題曲の音源と歌詞が出ています。
ひょっとしたら数年後には文部省唱歌のアレに次ぐ「第三の国歌」くらいになるかもしれませんな。
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今月の一枚 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2013/06/01 05:31:50