宮城、三重両県で高速道を走行していたバスの運転手の容体が急変し、乗客がバスを停止させた事例が相次ぎ、国土交通省は運転手の健康管理を徹底するよう求めている。
宮城県蔵王町の東北自動車道で4日未明、高速バスがガードレールなどに衝突した事故では、30歳代の乗客の男性が運転手に声をかけたが反応がなかった。このため男性はハンドルとブレーキを操作、衝突地点から1・6キロ先で停止させた。
運行する東北急行バス(東京都墨田区)によると、死亡した運転手の土田義昭さん(37)(東京都板橋区)には持病や薬の服用がなく、3日の健康診断でも異常はなかったという。県警高速隊は急性心不全が死因とみている。
一方、三重県亀山市の東名阪自動車道では1日夕、観光バスの40歳代の男性運転手が意識を失い、異変に気付いた乗客3人がハンドルなどを操作してバスを停止させた。乗客にけがはなかったが、運転手は死亡が確認された。
***********************************************************************************Yahoo! ニュース 読売新聞 2013/7/5******
どうもPVが伸びていると思ったら東北急行バスの事故を検索して来られたようですね。あれは2011年2月の記事でしたね。
その東北急行の事故は
コレ。
そのほか、4日東北道でも
ツアーバスの事故があり、運転士が死亡しています。ここは「泉の交通(神奈川県大和市)」のバス、たぶん新免業者でしょうな。キラキラ号のようですね。
東名阪での事故に続き、同じような事故が起きてしまいました。これでは監督官庁も動かざるを得ないでしょう。
血圧が高いと起きやすいとか、根拠の薄いことを言う人もいるみたいですが、原因となる決め手にはなっていないようです。あまりナーバスになると、健康診断で血圧が引っかかるとみんな失業の危機にさらされてしまいます。
どこの会社も人手不足、競争の激化で過重労働が続いているようです。
勤務と勤務の間の休息時間、休日をはさんだ休養時間、4週間の拘束時間・ハンドル時間の上限、各事業所で決められた時間外や休日労働の協定、ワンマン運転の上限などなど決められていることはしっかり守ることがまずは大切でしょうな。
忙しくて・・は理由になりません。能力オーバーの受注はしてはいけません。他事業所や他社に応援を頼むなど調整をいたしましょう。ルール違反をしないと成り立たない会社は退場です。乗務員さんの「お金が・・」もダメですよw。あくまでルールの範囲内で稼いで下さいな!!
しっかしまぁ、なんですな。事故直前の乗客の言動に問題があり・・なんてことになったらタイヘンです。
「お客様にお願いいたします。運行の安全確保のため、乗務員の血圧上昇につながるような行為はおやめ下さいますようご協力をお願いいたします。 」
ってアナウンスが入る時代が来るかも知れませんなw。
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Posted at
2013/07/07 17:42:36