PHILIPS(PH)1984. 5.21
[A]
1. 夏頃 咲き頃 Lady
2. YOKOSUKA RAIN
3. アスファルトの上の砂
4. 優しくして…
5. 都会人
[B]
1. 風の予感
2. やさしい雨の中
3. 触れていたい
4. Just a minuite!~時を止めて
5. 想い出のオルゴール
当初はLPレコードを発売日に(!)、後に廉価版CDが出ていたので購入しました。
梅雨明けを思わせる雷雨から始まります。最近こそGW明け〜梅雨明け頃の愛聴盤になっていますが、発売時はあんまり気に入っていなかったのです。特に「YOKOSUKA RAIN」やら「都会人」あたりを聴くにつけ今後の展望にいやーな予感がしていたのでした。「都会人」がシングルで出されたのですがなんか歌謡曲っぽくって(死語)、むしろタイトル曲の「風の予感」をシングルにして欲しかったです。「都会人」のあとにこのイントロがくるとほっとします。ローカル列車のテンポですね。
・・などと昔HPを持っていた頃に書いたものですが、このアルバムはオリジナルとしては6枚目、クラウンからフォノグラムに移籍した「ターニング・ポイント(1983.11)」に続くアルバムというものです。
前作はアルバムタイトルの割にはそれほどターニング・・って感じでもありませんでしたが、このアルバムは「売れ線狙いw」マンマン、ご本人の曲はラストの2曲のみという有様で、もはやシンガーソングライター路線でなくわっけわからんようになってしまったと感じたものです。このアルバムがトドメで離れた人もおられたかもしれません。
動画がありましたので繋いどきます。評判の悪い(笑)「都会人」です。売野雅勇作詞、西木栄二作曲です。
ショートバージョンですし歌唱もなんだかところどころ・・(以下略みたいなww・・
この映像今初めて見ました!!! これは珍しいTV出演時のようです。好き嫌いは別としてw曲としてはよくできていると思いますが、中森明菜系を「ゆりかご会」出身のこのひとにやらせるのは無理ありありです。「ちゃん」付けが似合わん曲ですなww
曲も不憫ですので誰かカヴァーしてあげればいいのに、、でも今やっても「流行りのカフェバー」って何?? って訊かれるデショねw。ワタクシも知りませんわ
ホントはシングルとして出したかった「風の予感」をご紹介しようと思いましたが、動画は削除されているようです。そのうちどこかから出てくると思いますが・・・。
大沢孝子作詞・桐ヶ谷仁作曲です。
曲をご紹介出来ないのですが、西島三重子作品やこの桐ヶ谷仁作品のように他人様の曲でもよく合っている部類の曲もありました。このあと「風色のチャンス」「グッバイ・ロンリネス」と続く「桐ヶ谷仁 三部作」…とたぶんワタクシだけが言っているのですが、続いていたということはおそらく同じように評価されたのだと思いますな。
アルバムとしてはこの後これほどヒドい(失礼!)のはなく、多少の軌道修正があったりで三枚くらい出て、88年に個人事務所を立ち上げることになるんです。
まぁ、あれですわ。これまでのファン的にはゼッタイこっちの「風の予感」のほうを推しますが、売れるかどうかを考えればちょっとだいぶ地味ですわな…。NHKの「みんなのうた」にでも絵付きで出せばよかったんですがねぇ。
買ってませんけど(キッパリ、この頃ビデオとか写真集も出したりしてどうも制作サイドはシングル曲が売れるフツーの歌謡曲の歌手みたいにしたかったんデショな・・・。
復刻版CDシリーズもあるらしいのですが、とにかくワタクシのみならずw、不評なアルバムだったみたいでラインナップになく、入手は難しいようです。CDより当時モノのLPの方があるかもしれませんな。
あんまり言うと粘着が泣くんでこの辺で・・・
そういや、なんだかんだで今年デビュー35年になるんですね。
ブログ一覧 |
今月の一枚 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2014/05/01 00:28:33