2012年10月05日
大阪市の橋下徹市長が提案した問題生徒・児童への対応指針が物議をかもしている。市の有識者会議で、橋下市長は教員が「懲戒権」を活用できるようにすべきだと提案し、「もみあげをつまんで引き上げるくらいまではいいと思う」などと述べた。橋下市長は、これは「体罰」とは異なるものだとしているが、「発言は体罰容認につながる」との批判が出ている。
学校基本法では体罰を禁じており、「指導」と「体罰」の線引きについては議論が続いてきた。この線引きについては、07年に文科省が、問題行動を起こす生徒への対応についてのガイドラインで示している。それによると、「殴る、蹴る」「正座・直立等特定の姿勢を長時間にわたって保持させる」といった行為は体罰にあたると解釈されているが、有形力(目に見える物理的な力)の行使をともなう懲戒については、「一切が体罰として許されないというものではない」とも説明している。
「ちょっと立たせただけで体罰とかですね…」
橋下市長は、2012年10月2日に開かれた教育振興基本計画を議論する有識者会議の中で、
「文科省のガイドラインに(加えて)、また大阪市が作ってもいいんじゃないですか?」
と、さらに具体的なガイドラインを作るように求めた。橋下市長は、
「先生ももうちょっと、どうなんですか、懲戒権というか、認めてあげられないもんなんですかねー。ちょっと立たせただけで体罰(と言われる)とかですね…。『これぐらいはいいでしょう』っていうガイドラインを示してあげるとですね…。もう(生徒を)怒れなくなってますよ、先生が」
と、教員が問題生徒に対して行える対策が限られていることを問題視。「体罰はダメ」と断りながらも、ガイドラインの一例として、
「僕は、もみあげをつまんで引き上げるくらいまではいいと思うんですけどね、そんなのしょっちゅうありましたし、それぐらいなかったらねー、ダメです。大阪市でそれを体罰とか何とか言われたら、政治で僕が引き受けますから」
と述べた。さらに、
「腹をどつかれた時の痛さ、そういうものが分かれば、相手側の方に対しても歯止めになると思う」
と、いじめ対策の側面も強調した。
囲み取材では一転「それは有識者が考えること」
だが、この日の夕方の囲み取材では一転、慎重姿勢に終始した。
「文科省のガイドラインよりも踏み込んだ形にするのか」
との記者の質問には、
「そこは僕は何もいっていない。有識者で考えてもらうこと。僕は問題提起をしたところまで」
とかわし、
「市長の問題意識としては、有形力の行使をある程度認めるべきだ、ということなのか」
と重ねて聞かれても、
「それは有識者が考えること」
と繰り返すにとどまった。
この発言をめぐっては、早速批判が出ている。例えば、橋下市長に対して対決姿勢を続けている日本共産党の「しんぶん赤旗」は、10月3日の紙面で、
「体罰は暴力そのもので、絶対に許されません。橋下氏の発言は体罰容認につながるもので、批判は免れません」
と報じている。
********************************************************************************************J-CASTニュース 2012/10/04******
うははははははははははは〜〜〜〜wwwwww。
ぶちあげただけで実際はなにもやらないんですよ。いつものやっちゃね。
記事を見るとハシシタ市長がなにかバッサリと対策してくれるように思いますので、テレビ好きの愚民はひっかかるんですよ。
府知事時代もふくめてなにか成果はあったんでショかね? ひっかきまわして辞めてっただけですとあとの始末がたいへんですよねぇ。
体罰云々は結局個別の信頼関係によるんじゃないですかね。ガイドラインでまた現場を縛ればうまくいかないにきまってます。何か起きたときに管理職や教育委員会が引き受け、適正な職務の範囲内であればそう主張すればよいことです。障害者虐待防止法の時にも申しましたが「制止」が「暴行」にとられるような過剰反応ばかりでは世の中よくなりません。教育問題を誰かさんのパフォーマンスに使わないでもらいたいですなwww。
Posted at 2012/10/05 10:44:54 |
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時事 | ニュース
2012年10月05日
交通事故や非行の防止を目的に、高校生のバイク利用を原則禁じた「三ない運動」が、三十年にして大きな転換点を迎えた。全国高等学校PTA連合会は八月下旬に開かれた全国大会で三ない運動の宣言文を出さず、今後は自転車や歩行者を含めたマナーアップ運動に衣替えする方針を決定した。「事実上の運動終結」に、メーカーも協力して交通安全教育に力を入れる考えだ。 (藤川大樹)
「免許を取らない」「乗らない」「買わない」の三ない運動は、交通事故急増を背景に愛知県教育委員会が一九七五年、「特別な場合を除き、生徒をバイクに乗せないように」と各校に通達したのが発端で全国に広がったとされる。
その後も暴走族の活動が盛んになるなど、青少年の非行が社会問題化。全高P連は八二年の全国大会で、高校生のバイク利用について「原則として全面禁止とする」との「特別決議」を初めて採択。五年に一度見直すことが確認された。
一方、保護者からは「規制するのではなく、乗せて指導すべきではないか」などの声も上がり始め、九七年の全国大会では、特別決議よりも拘束力の弱い「宣言」の形が取られ、二〇〇二年、〇七年と踏襲されてきた。
今回の宣言見送りは、高校の統廃合が進み、定期運行バスや鉄道のローカル線廃止など公共交通機関が減る地方の山間部などでは、バイクが通学の足になりつつあるという社会環境の変化もある。
また、近年は高校生らの自転車による事故が目立つようになった。自転車事故でも刑事と民事で重い責任を問われる。全高P連は「バイクに限らず、自転車や歩行者を含めた包括的なマナーアップ運動が必要になった」と運動の衣替えを説明する。
ただ、スピードの出るバイクは一歩間違えれば、大事故につながりかねない。二輪メーカー四社が加盟する日本自動車工業会も事故防止に向け、教師を対象にした実技講習会や交通安全教育教材の普及などに取り組む方針だ。
***********************************************************************************************************東京新聞 2012/10/04*****
自転車のむちゃくちゃ運転を日頃見ているものとしては二輪免許でもちゃんと取った方がむしろマナーはよくなるとかねてから思っておりました。
原付じゃなくてちゃんと教習をやる自動二輪免許を取らすべきです。
バイクも中途半端な50ccでなく最低でも原付二種のほうが交通の流れに乗りやすくかえって安全だと思います。保険も自宅の自動車に特約を付けるだけで一応用意できますしね。メーカーさんも安くて乗りやすい90〜125ccくらいの通勤・通学快速を量産してもらいたいです。
ワタクシ三ない絶頂期の人間ですので普通免許取るまで原付すら乗りませんでしたが、若くしてバイクに乗っていたら今ここにいなかったかも知れません。
本格解禁となれば死者が出ます。出るんです。
それは誰のせいでもありません。スピードの出るバイクを作ったメーカーでもバイクを禁止しなかった学校でも僻地に家を構えた親のせいでも徒歩圏内に自分の入れる高校を作らなかった行政のせいでもありません。
それは覚悟することです。
任意保険はちゃんとかけること。車検がなくても定期点検はちゃんとやること。DQN改造はしないこと。学校は車輌届け出と保険のチェックくらいはすること。
安全教育も大切ですが、
ありがちな、「かっこよさ=速い」 という価値観を根底からかえないといけないかも知れませんな。
白バイの模範走行でも見せて「低速域を美しく走るのがかっこいい」という意識を植え付けないといけません。
しっかしまぁ、なんですな。
なんでもせんせーに決めてもらわないとできない思考停止人間をさんざん排出してきましたので今さら自己責任とされても困惑されるのではないでしょうかねww??
Posted at 2012/10/05 09:44:21 |
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所感・雑感 | ニュース
2012年10月05日
最高検の●●■■公判部長(58)が9月28日夜、横浜市青葉区あざみ野の東急田園都市線下り線あざみ野駅で電車のドアにカバンを挟み、発車を遅らせたとして、神奈川県警青葉署から厳重注意を受けていたことが4日、同県警などへの取材でわかった。
捜査関係者や東急によると、●●部長は9月28日午後11時25分頃、あざみ野駅で清澄白河発長津田行き普通電車のドアに、持っていたカバンを挟み、発車を遅らせた。6駅手前の溝の口駅から、駅に停車する度に同じドアが閉まらなかったため、駅員があざみ野駅で●●部長に事情を聞き、同署に引き渡した。●●部長は帰宅途中で、酒に酔っていたという。同線下り線の数本が最大約15分遅れた。
●●部長は1日、読売新聞の取材に対し、「酒に酔って電車のドアにもたれて立っていた。カバンが挟まっていたことには気付かなかった。仕事のストレスもあった」と説明した。
***************************************************************YOMIURI ONLINE 読売新聞(2012/10/4 21:01)******
「ムラムラとして…」 電車内で22歳女性に痴漢 容疑の静岡県職員逮捕
静岡南署は3日、県迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで、静岡県中部県民生活センターの次長、○○□□容疑者(60)=同県島田市伊太=を逮捕した。
逮捕容疑は7月19日午後5時45分ごろ、JR東海道線用宗-藤枝間を走行中の電車内で、同県の女性会社員(22)の体を触った疑い。
○○容疑者は「女性を見ているうちに、ムラムラして触ってしまった」と供述している。
************************************************************************************MSN産経ニュース 2012/10/03******
「コウムインガー」「即刻クビダー(キリッ)」とみなさんお喜びのことと思いますw。
それなりの年齢で、それなりの地位にある人がこういう事件に関わること多いですな。
このようにおもしろおかしく報道するばかりで、ホントに仕事のストレスが影響するのか?とか年齢的ななにかあるのか?とかそういうことと関連づけた原因究明について言及することはまずありません。
パンシュー(一般大衆)のみなさんは成功者が堕ちていくのをおもしろがるからそれでイイということなんでしょう。
検事さんは厳重注意で済んだそうで、一発免職は無いと思われますが、これからは逮捕された人の痛みもわかる人間として職務に励んでもらいたいですなww。
みなさんは異議があると思いますが、公務員がその職務において行ったことでもない限り、有罪が確定していない(推定無罪)の逮捕段階・「容疑の」段階で、実名や勤め先を晒すのは反対です。
大事なのは「どこのだれが」より「なにが・どのような背景で」です。
少なくともこの程度--というと「ヒガイシャガー」と怒られそうですが---のせいぜい簡裁事件レベルでは罰金より報道によるダメージの方がはるかに大です。判決が決まったら裁判所にでも掲示すればいいんです。
「報道しない権利」を有するマスゴミに制裁権モドキを与えてはいけません。司法機関以外がそのときのムードで制裁を加えることがあってはなりません。
↓↓勇気あるイイね!に感謝します。
Posted at 2012/10/05 08:10:29 |
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