2016年11月01日
作詞:小椋 佳 作曲:三浦雄也 編曲:瀬尾一三 UE-14(ユニオン) 1983.8.5
ポプコン&コッキーポップのリスナーの皆様ならご存知ですが、雅夢は中京大学在学中に三浦和人と中川敏一が結成したデュオ。1980年春のポプコン(19回)にて「愛はかげろう」で優秀曲賞。9月にこの曲「愛はかげろう」でデビューしました。
「夕映えよ心の鳩を抱け」は7枚目のシングルとして1983年8月リリース、83年10月4thアルバム「感傷気分」にそのままで収録されています。
この曲は昼のドラマの主題歌でした。探してもドラマ名がわからなかったのですが、レコードジャケットに載ってました。
ライオン奥様劇場「動物だぁ~いすき!」
ペットクリニックを舞台に、愛玩精神のあり方、人間関係のあり方を見つめ直す。
宮川涼子(相本久美子)は父・明(谷啓)の経営するペットクリニックの獣医。家では母が死んで以来、姉弟たちの面倒を見るなど主婦の役もつとめている。そんなある日、家に祖母の加代(賀原夏子)がやって来た。毎回動物好きのゲストが出演。また毎回、番組の最後に「動物なぜなぜ?コーナー」があり、ハウ・ツー・ペットの指導があるなどペットを飼っている人には特に便利。
【以上、「週刊TVガイド」1983/08/05号(東京ニュース通信社刊)より引用】
基本的に自分たちが作詞・作曲、または身内(?)の夏冬春秋が手がけることが多かったのですが、今回は小椋佳の作詞です。ドラマとの絡みなのでしょうかね??
そうやって他人様の詞や曲も歌っていこうという方向と、あくまで自分たちの世界を究めようという考えの葛藤があったのかどうなのかわかりませんが、そんなようなのが当時、フォーク系のニューミュージックのアーチスト達の分岐点となっていたような気がします。また、世の中の軽薄化(失礼)もあり、重たい歌はそれだけで(表世界では)「クラい」とか言われてしまってましたな。
雅夢はその後、ちょっとシティポップスっぽく(?)してみました的になったのですが、それがかえって痛々しく(個人の感想ですw)、結局84年6月に5thアルバム「レイジートワイライト」を出した後、解散となりました…。
歌詞はこちら
YTにはありませんでした。
iTunesで150円で売っているようです。
シツコク検索するとどこかのカラオケとどなたかの歌唱が出てきたりします。こんな曲もカラオケが出ているのに驚きました…が、ひどくチープな伴奏ですなw。
Posted at 2016/11/01 05:49:28 |
トラックバック(0) |
今月の一枚 | 音楽/映画/テレビ